今から14年前、私は北海道の旭川医大第2内科に研究生して在籍していたことがあります。先日、その頃ご一緒していた先生から、嬉しいメールをいただきました。

以下はその先生からのメールの一部、引用です。

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以前から先生のご活躍は存じておりましたが、最近、先生のブログの存在を知り、読ませていただきました。先生のアンチエイジングを基本理念とした様々な活動を知り、突然で失礼かとは存じますが、2内の同門会名簿にアドレスがありましたので、思わずメールさせていただきました。

○○病院に来て、来年の春で7年になります。糖尿病患者も多いですが、私は消化器全般を、それなりの医療レベルを保ちながら診療に当たっているつもりです。当然、悪性腫瘍の患者様が多く、早期発見、早期治療を大前提とした検査・治療を心がけるようになります。

アンチエイジングの考え方を、まだ深く理解できたとは思っていませんが、先生のおっしゃるように、アンチエイジングの実践は、早期発見・早期治療からさらに一歩すすんで、究極的には高齢者に多い癌の予防医療となるうるであろうと思います。実際、国も予防医学に力をそそいでくる傾向にあります。その中で、アンチエイジングの概念は、重要な役割を担っていくことでしょう。

若年層だけでなく、中高年やあるいは癌になってしまったような方にでさえも、アンチエイジングの考えを応用することで、QOLを維持した生活を過ごすことができるであろうと思います。

雑多な日常診療の中では、癌そのものに注目した診療になりがちで、正直、患者様のQOLを二の次にしがちで、QOLを向上しようとしても、代謝管理の難しい場合も少なくありません。実際には難しいことなのでしょうが、癌患者が「“ご機嫌”に生きる」ことができることが、私の理想であったのだということに、先生のHPを読んでいて思い出させられました。そしてそれがいつか、“究極の癌予防”につながるものであるなら、まさにそれが理想的な癌診療なのでしょう。これから、私もアンチエイジングについて、勉強させていただこうと思います。

最近は、消化器でも専門の細分化が進み、胃腸内科、肝臓内科、胆膵内科などと、内科でもそれぞれに専門の外来を標榜している病院も珍しくありませんが、私自身は最新の高度医療を行うことはできなくても、消化器全般にわたって専門に近い技術、知識を持って診療にあたりたいと考えておりました。今は、それに近い仕事ができていると思っています。難しいことでしょうが、その中でアンチエイジングの考えを応用できないか、探ってみたいと思います。

機会がありましたら、是非一度見学させていただけると幸いです。

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私が今、蒔いているアンチエイジングの種がすこしずつですがこうして実を結んでいるのを実感し、嬉しくなりました。ちょっとオーバーワーク気味で、パワーダウンしそうなこの時期に、とっても「ごきげん」なメールでまたまた力が沸いてきました。