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今日、先日のブログでもご紹介しました「アンチエイジング医療の基礎と実践」というセミナーを開催しました(主催:ワンダフルエイジング研究会、後援:銀河工房)。

会場は大手町のサンケイホール。師走の休日という日にも関わらず、約40名の方(三分の二はドクター)が参加されました。日本抗加齢医学会会員ではない方が半分以上いらっしゃいました。この手のドクター向け講演会、セミナーはほとんど学会関連のものだったので、ある程度、アンチエイジング(抗加齢)医学のことは理解されていることを前提に話が出来たのですが、今日は勝手が幾分違います。

最近は随分少なくなってきましたが、未だにアンチエイジング(抗加齢)医学というものを、端から誤解し、理解しようともしない医師がいます。「何でエイジングに逆らうんだ?」、「不老不死のための医学など不遜だ」、「どうせ上っ面だけの美容医療に過ぎないんだろう」等々。中途半端に「アンチエイジング」という言葉が広まったことも影響してるのでしょう。また、いい加減なスタンスでアンチエイジングをビジネスとして扱う人たちがいるのも関係しているようです。アンチエイジング「アレルギー」は我々の業界ではまだまだあるのが現実です。

日本抗加齢医学会関連の講演、セミナーばかりで話をしていたのでは、その辺の事情を変える原動力にはなりません。

今回は、学会本体とは関係なしに、多くの医療関係者の方々にアンチエイジング医療の本質を知ってもらおうということでこのセミナーを開きました。

セミナーの前半では、私が「アンチエイジング医療の実際」について、日本におけるアンチエイジング全般の歴史から、内科的アンチエイジングクリニックにおいて行われるアンチエイジングドックによる検査やアンチエイジジング外来での診療を症例を提示しながら具体的に解説しました。従来型の病気・病人だけを対象にする保険診療とはどこが違うのか?どういったことを準備すればいいのか?アンチエイジング医学を知らないドクターにもわかっていただけるように話したつもりです。

白澤教授後半は順天堂大学大学院加齢制御医学講座教授でワンダフルエイジング研究会の主管でもある白澤卓二先生が、長寿遺伝子に関する基礎的研究の概要や今ある医学的なエビデンスを基にしたアンチエイジング医療への展開の可能性、アンチエイジング医療がこれまでの保険医療の枠を超えた新しい21世紀型の医療の中心となりうる(特にメタボ医療のフィールドにおいて)ことなどをたっぷりレクチャーして下さいました。

お蔭様で参加して下さった方々にも好評だったようです。「今日、始めてアンチエイジング医療の本質が理解できた。面白い!」と興奮して感想を語って下さった先生と握手をしながら、またやる気が沸いてきました。

来年も頑張ります!