
先日、厚労省から発表されたわが国におけるメタボリックシンドロームの現況をご覧になった方も多いかと思います。40代以上の男性の二人に一人、女性では五人に一人がこのメタボリックシンドローム(MS)か、その予備軍であることがわかったのです(厚労省 平成16年国民健康・栄養調査)。同年齢層の有病者とその予備軍は計約1960万人にものぼるのです。
このMSについては、過去このブログでも再三取り上げてきました。新聞やテレビで、メタボリックシンドロームの対策については、相も変わらず「一日1万歩は歩こう」、「減量のために食事制限をし、アルコールや甘いものも控えめに」というお題目的アドバイスが並んでいます。そういったことが日常生活において出来ない人々が、MSになってしまうのだということがなんでわからないのでしょうか。。。
MSを撲滅するためには、従来の“病気にならないため”的指導はNGといえます。禁止や制約の生活習慣指導は保険医療の中の単なる医者のエクスキューズでしかありません。これからは、よりQOLの良い人生を早くから歩めるようにというプラスの、上向きの誘導をするのが必須です。これがアンチエイジングな考え方に基づくライフスタイルアドバイス。
つい先日出た日本抗加齢医学会雑誌「アンチ・エイジング医学」の今号(2006.5 Vol.2 No.2)に、「食べ物・飲み物でアンチエイジング医学に挑戦する!!」という連載記事にMSを制覇するための食事のアドバイスを書いています。この雑誌は医師・歯科医師のみならず、コメディカルスタッフや一般の方も読める雑誌になっています。私の書いた記事は一般読者向けとなっていますので、ぜひ、ご一読下さい!