昨日は、恵比寿AACで、アンチエイジングエクササイズの治験委員会がありました。薬やサプリメントの臨床治験は良くありますが、今回はあるエクササイズをメタボおよびメタボ予備群に対して行い、その脱メタボ効果を見ようというものです。

詳細はあまりお話できませんが、白澤卓二先生らを中心にしたこのプロジェクト、非常に興味深いものです。来年4月からはいよいよ、「特定健診・特定保健指導」が実施されますが、果たしてこのことによって、「健康日本21」の失敗を挽回できるのでしょうか?私は「NO」だと思います。確かに短期的に見れば、そこそこの成果が上がるかもしれませんが、それも一時的であり長く継続する可能性は低いだろうと分析します。

なぜか?それは、結局のところその「特定保健指導」が楽しくないからです。「健康日本21」は国がお題目を掲げて、国民の生活習慣を健康的なものに変えていこうとしたものです。ところが、お題目を掲げただけでは、誰も動きはしませんでした。当たり前です。楽チンで美味しい生活をそう易々と切り替えることなど、普通の人では出来ないからです。

そこで、今度は「鞭」を使い出したというわけです。今までの健診は受けっ放しで済んでいたのが、これからはそうはいかなくなりました。保健指導をしっかり受けることが義務付けられます。このやり方で変われる人もある程度はいるでしょう。しかし、やはり人は流されます。お説教はそうそう長く聞いてはいられません。

そこで、我々は「食」と「運動」に対しての介入を「アンチエイジング」で行っていきたいと考えています。“いつまでもキレイに、元気に、逞しく、快適に長生き”、これは誰しもが望むことでしょう。アンチエイジング医学を元にした種々のサービスや商品を普段使いすることで、これが達成出来るようになれば、メタボも撲滅可能です。

そういったサービス、商品の医学的エビデンスを今、皆で集めているのです。日本を変える医療サービスをどんどん作っていきたいものです。