私を含めて、外国語を1人で(?)コツコツとやっている人は、N○Kラジオの語学講座を利用している人が多いのではないだろうか?どの講座も大体テキストとCDをセットで購入しても1ヶ月で2000円というコストである。個人的には、も少し安くてもいいんではないかい?っておもうところもあるけれど、それでも語学学校なんかに通うよりはうんと安く付くのが魅力的だ。
私の場合、一番最初はイタリア語講座から聞き始めた。何でイタリア語から始めたのかといえば、いくつかの偶発的要素があってその理由を1つに絞り込むことはできないけれど、気まぐれだけでイタリア語をチョイスしたわけではない、ということだけいっておこう。
さて、そのラジオの語学講座であるが、N○Kのリストラによって、かつて1番組20分放送で週6コマのプログラムだったものが、昨年度から1番組15分、週5コマに減らされてしまった。しかも、英語以外の各語学コースにいたっては、某有名百科事典サイトの記事によれば、応用レベルを削除するような方向で動いているという。事実、いくつかの語学番組ではそのような動向を見て取れるのだけれど、入門編の内容はスキットを別にすればどの番組でも取り扱われる内容に大差はなく(いや、入門編といいつつも、押えられるべき論点が、担当講師によって全く違う、というのも問題だが)、視聴歴の長いリスナーほど不満足を感じてしまうのではないだろうか。それゆえに、やはり以前のようなプログラムに戻して欲しいと思うリスナーは結構多いのではないだろうか?
リストラによって、番組の放送時間を短くしなければならない、ということもなんだか納得がいかないけれども、もっと別の方法があるんじゃないのかぁとも考えてしまう。いま、手許に、2009年度後半のラジオ語学番組のプログラムがあるけれど、これを見て思うことは、やはり、英語の番組が優先されているなぁ。という感じが否めない。英語の番組は、基礎英語1~3という中学レベルからビジネス英語まで、選択肢は多い。これほど英語ビジネスが乱立している日本社会では、半ば当然といえば当然であるとは思う。よって、バラエティーに富んだ英語番組があることに関しては、取り立てて異議を挟む事はしない。しかし、再放送枠の使い方に関しては、修正すべきポイント、改善すべきポイントがまだ存在しているように思われる。例えば、基礎英語1~3は、プログラム表によれば、午前の6時台に放送があり(朝早いなぁ~)、その夕方の6時45分から7時半、さらに9時台に再放送枠が設定されている。つまり、1日のうちで1つの通常放送に対して、再放送が2回されているわけだ。これは他の外国語の番組が再放送が1回であることを考えれば、かなりの高待遇であるといわざるを得ない。いや、何度も同じ内容を放送するわけだから、ある種のムダであるということも出来る。恐らくN○K側としてみれば、「学校が終わり、家に帰ってきて、夕飯までの丁度いい時間に勉強してもらいましょ!!」という意図から6時台のプログラムは組んだのでしょう。ところがどっこい、現代の中学生は塾通いでビジーなので、恐らく6時台のプログラムを聞いているリスナーはいることいるだろうけれど、N○Kが想定しているほど多くはないような気がする。そう考えると、9時台の放送のタイミングもなかなか微妙だ。大体塾なんかでは6時から9時が授業時間なので、それから帰宅するとなると(帰宅時間を30分としても)中学生が自宅に着くのは大体9時半って頃になる。
また、1番組が15分になり、それを主として基礎レベルにしたことから来る視聴者の不満を解消するために儲けられた「アンコール」講座(これは20分のが多い)が結構幅を利かせているのも目に付く。ん?なんかおかしくないかい?番組の放送時間をリストラのために削ったのにアンコール番組を放送するというのは、トータルで見ると放送時間が増えているのではないか?再放送番組は制作費はゼロだから、たいした問題じゃないのかな?でも、番組の放送時間を減らすというタテマエが完全になくなっているような気がする・・・結果として(視聴者としてプログラムが多いことは嬉しいけれど)、この番組の放送時間の短縮は「しっぱい」だったんじゃあないのかなぁ??
リストラおよび、番組の放送時間を短縮するんだったら、このような事も考えてほしいなぁと私は常々思ってしまう。
では、じゃあお前なら、どのようにするんだ?と問われれば、リスナーという視点から以下の点を要望したい。
1.結果として、時間が延びてしまったN○Kの語学番組をもとの時間に戻す。つまり、週6コマ(入門レベル4コマ、応用レベル2コマ)で20分に戻す。(当然ながら、アンコール講座もやめてしまう)
2.基礎英語の6時台の再放送をやめる。
3.そして、その代わりに、最近台頭してきているアラビア語や、ブラジルポルトガル語、ヒンディー語あたりの番組を導入する。
アラビア語やポルトガル語は、一応僅かばかりではあるとはいえ講座が既に存在しているので、その拡充から始めればよいだろう。で、なんでここにヒンディー語をと言ったのか問えば、要はブリックスの1つとしてインドの存在を考えたらヒンディー語の講座があってもよいのではないのか?と思ったからだ。もっとも、インドは旧宗主国が英国であったために、英語もよく通じるのであえて取り上げる必要もない、というご意見もあるかとは思う。また、インドの言語は必ずしもヒンディー語だけではない、という意見もあるかとは思う。それでもインドならではの言語というものを考えると、学習環境も改善の兆しが見られるヒンディー語を取りあげるのが、妥当なところ、ではないのかと考えてしまう。