個人的に外国語学習においてその存在がずっと疑問に思っているもの・・・
それは問題集の存在。
語学試験を受ける場合は別として、個人的には問題集の類は勉強に使ったことがない。
代わりに使うのは同一レベルの異なる参考書を数冊。
これを交替ばんこに使って、勉強していくのだ。
この方法は、数学者フランクル氏の本から学んだ。一見無駄な投資に思えるこの方法、メリットはいくつかある。ひとつは同じ内容を勉強するにしても、異なる単語を覚えることができる、ということ。語彙を増やすのに貢献できるのだ。
ふたつめは、一度勉強した内容なので、すらすら進む、ということ。
みっつめは、1つの参考書だけだと、説明のしかたがあまりにも特殊すぎで偏ってしまう。これを解消するには相互補完的に参考書を使う以外に方法はない。
たとえば、かつてドイツ語をかじりだしたときに、こんな参考書に出会った。ドイツ語の2人称の主語および動詞の活用を、通常の活用よりも優先して、その参考書の最初から最後まで、敬称の活用を採用していた。
この方法は、確かに英語を勉強したことがある人にとっては理解しやすい方式かもしれない。何故ならば、英語では2人称の単数複数の主語および動詞の活用は同じだからだ。
ドイツ語においては2人称の単数と複数の活用は通常の活用(親称)の場合は変化するが、敬称の場合は変化しない。どっちを覚えるべきか、ではなく、どっちも押さえておかねばならないことなので、他の参考書を使って普通の活用パターンがしっかり書いてあるものを覚えた。