こんにちは!


幸せバンク銀行


頭取の臼井由妃です。


すべては表裏

あんなにもつらく楽しかった25年間


表紙にある一文に魅せられて

読み始めたのですが

表裏井上ひさし協奏曲/西舘 好子
¥2,100
Amazon.co.jp


正直、最初は覗き見目半分だった


今になって元奥様が

何を書くのか?


暴露本なのかとも疑っていた。


人の不幸は蜜の味だもの…ね。


そんな思いも私の心には

漂っていて

興味本位で読む進めたのですが


ものの1分で

私は打ちのめされました。


本書は、井上ひさし氏の才能を

どこまでも信じ

愛し尽くした女性の生きざまが

細かい描写で書かれている

愛情物語だと感じた。


こんなにも男性を愛せるの?

こんなにも信じられるの?


私にはできない

それほど才能溢れる男性に

巡り合うなど宝くじにあたるよりも

難しい。


夫婦喧嘩を超えた暴力的な場面

一つの作品が生まれるまでの

夫婦の葛藤


狂気としか思えない言動も

才能のなせる所業なのか……。


時におぞましさ 

時には悲哀も感じながら


夫婦のあり方

作家の務め 女の生き方

生きがい 考えさせられました。


もっとも印象に残ったのは


「僕の最大の欠点は、あなたという人を

僕自身だと思ってしまったところでしたね」


井上ひさし氏が優しく語る件です。


実は同様のことを

主人から言われたことがあるのです。


意図しているものは違いますが。


読み応えのある1冊です。



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読後 なぜでしょうか?

空を眺めたくなりました!!


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