こんにちは!薬を使わず食べ物で人を癒す内科医の関由佳です。

みそソムリエの資格を取得し、Dr.Misoとして味噌を勧める活動をしています。

 

 

私がなぜ薬を使わない内科医になったのか、なぜ味噌を勧めているのか、味噌のすごい力などシリーズでお伝えしたいと思います。

 

薬を使わない内科医Dr.Misoが味噌を勧める理由①

 

また、京都のこだわりのみそポタージュの専門店、MISO POTA KYOTOさんとのコラボのアレンジレシピ企画もありますのでお楽しみに!

 

 

今日はミネラルの循環のお話をしたいと思います。

 

 

私が10年間栄養外来やアーユルヴェーダ、海外の栄養療法やオーガニックや自然栽培などを学んでわかったことは

 

現代人の多くの人がミネラル不足で慢性的な栄養不足のために様々な不調を抱えている

 

ということです。

 

その背景にあるものは

 

1.ミネラル循環が途絶えたこと

2.化学肥料、化学農薬の使用による土壌の微生物やミネラルバランスの変化

3.大気汚染、水質汚染

4.加工食品、大量生産

5.腸内細菌のバランスの乱れ

 

などが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、ミネラルの循環が途絶えたとはどういうことかというと、19世紀末に化学肥料産業が始まる以前は人間や動物が出した排泄物などを利用して堆肥を作っていました。第二次大戦以降はさらに農業の機械化、化学肥料・農薬を大量投与する生産方法が主流になりました。また人口の増加に伴い、排泄物は下水処理されるようになり、ミネラル分が土壌ではなく海や川に流されるようになりました。そのため、野菜を育てるほど土壌からミネラル分がなくなり、そのため植物が病気などに弱くなり、さらに農薬や除草剤が必要となりました。農薬や除草剤を使うことで、土壌の微生物の生態系も変化します。土壌の微生物は植物にとって栄養素の吸収を助けるなど様々な役割をしています。近年、腸内細菌が人間の身体にとって様々な役割を担っていることが明らかになってきていますが、土壌と植物の関係性ととてもよく似ていますね。

 

 

 

 

このように、土壌に含まれるミネラルバランスが崩れたことで、野菜や果物に含まれる栄養素も減少しているのが現状です。

どんなに野菜をたくさん食べていてもミネラル、ビタミン不足になってしまうのです。

 

また、人間側から見ても、ストレスが多い生活や食事をちゃんと摂れないをしていると消化力が落ちます。

忙しい生活の中で、よく噛まずにコンビニや外食で簡単に済ませてしまう方も多いかと思います。

そうすると胃酸が出にくくなり、消化液が正しく分泌できなくなります。消化液が適正な量分泌できないと、食べ物が未消化のまま腸に届くことになります。そこで腸内環境が悪く、腸に炎症が起きていると、その炎症部分から未消化の食べ物が体内に入りやすくなります(詳しくはこちらのリーキーガットの記事へ)。アレルギー反応というのは、この未消化のタンパク質に対して起こることが多いのです。アーユルヴェーダでもこの未消化物が毒素として溜まることで様々な病気が発生すると考えられています。

さらに、腸に炎症があるとミネラルなどの栄養素も正しく吸収できなくなります。そうしてまた栄養不足になるという悪循環が起きているのです。

 

 

そして、地球全体で考えると、大気汚染や水質汚染が進み、本来人間の身体にはあまり存在しないアルミニウムや水銀などの重金属が食べ物を通して体内に入りやすくなり、それらのミネラルを排泄するために、亜鉛やマグネシウムなどの身体にとって必要なミネラルが消費されたり、吸収を阻害されてしまいます。

 

 

ちょっと怖い話になってしまいましたぐすん

 

でもそこで私が行き着いた救世主が味噌だったのです照れ

 

味噌には生命を維持するために不可欠な必須アミノ酸8種類がすべて含まれています。さらにビタミン(B1・B2・B6・B12・E・K・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン)、無機質(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム、リン・鉄・亜鉛・銅・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン)、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、食物繊維などが含まれていますラブ

さらに!麹菌や酵母菌、乳酸菌など腸内の善玉菌の働きを助ける働きもあります。

さらにさらに!発酵という過程を経ることで、メラノイジンという抗酸化物質が生まれ、これが腸内や体内の炎症を抑えてくれます。

 

つまり、味噌は完全栄養食のスーパーフード合格なのです。

 

しかもそれが日本発祥で、誰でも簡単に手に入りやすく続けやすい照れ

こんな優秀な食べ物を先人たちは残してくださっていたのですねおねがい

 

 

そのことに気づいてから、私は早速自分でも毎日の食事に取り入れ、患者さんにもオススメするようになりました。

それが味噌汁ダイエットの始まりですウインク

 

ただし、どんな食べ物も100%安全というものはありません。体質に合う、合わないはとても大切なことです。

発酵食品を摂るときの注意点はこちらの記事を参考になさってみてくださいねウインク

 

 

 

 

さあ、そんな忙しい現代人にぴったりのMISO POTA KYOTOさんのコラボレシピは

ごほうびの橙を使った人参ムースです顔

 

 

材料は

ごほうびの橙 1パック

豆乳 100ml

ゼラチン 5g

です。

 

作り方は

鍋に解凍したごほうびの橙と豆乳、ゼラチンを入れて沸騰させないように温めます。

ゼラチンが溶けたら、容器に入れて粗熱をとり冷蔵庫で固まるまで冷やします。

 

簡単ですがとっても美味しいムースでおもてなしなどにもオススメですおねがい

 

ミソポタはパックの封を開けずにボールなどで水につけておくと簡単に解凍できます。

 

 

京都発のみそポタージュの専門店、MISO POTA KYOTOさんは京都市内に2店舗あり、オンラインショップでも購入できます。

使っている材料にこだわり、味も色んなスパイスや乾燥野菜を使っていて、パッケージやネーミングもオシャレで、ありそうでなかった新しい味噌スープを提案しています。忙しい大切な方に贈りたい私の京都のお土産の定番です!

 

これからの季節お歳暮にピッタリですね顔

お得なセットもあります顔

 

 

次回以降は味噌の歴史や味噌蔵見学の様子、私が味噌に出会ったエピソード、味噌汁ダイエットの方法などお伝えしていきますのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

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英語のレシピはこちら右矢印http://doctor-miso.com

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