こんにちは!今回ご紹介するのは宮城県丸森町にある山の農場&みそ工房SOYAさんです。

 



 山の農場&みそ工房SOYAさんは宮城県の南端にある丸森町の山里、ひっぽ(筆甫)で米と大豆を有機肥料と無農薬で栽培し、これらの収穫物と町内で無農薬で契約栽培された原料のみを用いて冬場に味噌の寒仕込みを行っています。



 

SOYAさんは代表の太田さんが東京に住んでいた頃からエコロジー活動に携わってた中、都会での生活に違和感を感じ、今の人間社会が見失いつつある何かを探しに行く旅を始めよう!大地に根ざした元気で前向きなプロジェクトを過疎と呼ばれる山里から立ち上げよう!そんな思いを胸に95年に丸森町に一人でIターン移住したことから始まりました。そして丸森町で奥様の未弧さんと出会い、現在はご家族みんなで農業や味噌作りをしています。また、その活動は味噌作りだけにとどまらず、2013年には"歳をとっても人のつながりの中で安心して暮らせ、人と人、人と自然が共生する持続可能な地域社会づくり”を実践するため、NPO法人そのつ森を立ち上げました。

 



今回の味噌蔵訪問の前に、そのつ森さんでMiso Doctor Yukaの味噌汁のすすめというセミナーを開催させていただきました。参加者さんの最高年齢はなんと94歳おねがい 皆さまとてもお元気で熱心に話を聞いてくださり、質問もたくさんしてくださってとても嬉しかったです。以前はそれぞれ家庭で味噌を作っていたそうで、使わなくなった杉樽はSOYAさんで現在も使われていますウインク そういった循環も地域ならではでいいなと思いました。

参加者さんの中で塩分を気にして以前より味噌汁を飲まなくなってしまった方もいらして、天日塩で長期熟成された味噌の効能をお話し、料理の際に塩の代わりに使うことでむしろ減塩になることをお伝えしました。

 




現代の食事は味噌汁以外の塩分摂取量が多いので、ただ単に味噌汁を加えることは塩分過多になってしまします。なのでまずはそこを見直すことが大事なのですが、心配な方は万能調味料として塩の代わりに使うことが旨味も増しますし、減塩にもなるのでオススメです。










 

 

SOYAさんではなんと、大豆と米は大釜とせいろを使って薪で蒸し、糀づくりは昔ながらの室と糀ぶたを用いて丸二日かけて手作りしています。いろんなお味噌屋さんを見学させていただきましたが、今でも糀作りに糀ぶたを用いていて、薪を使っているところはかなり珍しいです。しかもその方法で毎年8トンものお味噌を作っているというから驚きですびっくり 山里の美味しい水と、無農薬の米、大豆と天日塩を用いて味噌を仕込み、100年以上の杉樽の中で一年以上かけて天然熟成させ、手間と愛情のこもった美味しいお味噌が出来上がります。



味噌の種類は1年もの、長熟、青大豆入り、黒大豆入り、玄米味噌の5種類。どれも味わいが異なり違った風味が楽しめます。

私のお気に入りは玄米味噌と黒大豆入りの味噌照れ 






ネットでも販売しているので是非お試しくださいウインク

 

SOYAとそのつ森の皆様ありがとうございました。