※https://draxe.com/4-steps-to-heal-leaky-gut-and-autoimmune-disease/より引用


リーキーガットは副腎疲労だけでなく、腸内のガス貯留やフードアレルギー、甲状腺機能低下、関節痛や頭痛、皮膚の症状、消化吸収不良、代謝低下による体重増加、メタボリックシンドロームなどさまざまな症候と関連しています。



ではリーキーガットの主な原因は何でしょうか?


リーキーガットの主な原因は

慢性的なストレス、化学物質や有害ミネラルなどの毒性物質、抗生物質やピルなど腸内環境を変化させる薬物、病原体や悪玉菌、カンジダなどが生成する代謝産物や毒素、小麦のグルテンや乳製品のカゼインなどです。



グルテンフリーが流行っていますが、なぜグルテンを控えると痩せたり、アトピーや花粉症などのアレルギーがなくなるかはこのリーキーガットが改善することと関係しています。



副腎疲労の治療ではまずこのリーキーガットの治療が第一優先となりますが、その中でも特にカンジダのコントロールが重要です。




カンジダとは生殖器だけでなく、口腔、食道、胃、腸、皮膚、膀胱、尿路、肺、気管、気管支、肝臓、腎臓、心臓、脾臓、膵臓、脳、前立腺などにいる常在菌(カンジダ・アルビカンス)で、「酵母形」と「菌糸形」の2つの形態があり、生体内で共生菌として定着している場合は酵母形で存在しますが、感染病巣の組織内では菌糸形となります。




このカンジダがアセトアルデヒドなどのマイコトキシン(毒素)を産生しリーキーガットを悪化させると考えられています。




しかしカンジダは常在菌なので再発しやすく、除菌も難航することが多いです。完全に除菌するのではなく、いかに増殖させないかが重要です。





カンジダが増殖する原因は免疫力低下、腸内環境の悪化、ピルや抗生物質の使用、精製された白砂糖や小麦粉など、果糖も含めたすべての糖分、免疫力の低下、有害ミネラルの蓄積など・・・副腎疲労の方がいかにカンジダも増殖しやすいかがわかりますね。




つまりカンジダが増殖⇒リーキーガット⇒有害ミネラルや毒素の蓄積⇒副腎疲労⇒さらに免疫力低下⇒カンジダがさらに増殖。というようにすべて繋がっているのです。




この状態を打破するにもまずは腸内環境を整え、リーキーガットを改善させることが治療の第一優先となります。





では次回はリーキーガットを調べる方法をお話します。