お豆腐の謎。 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
Kさまよりご相談をいただきました。

抗がん剤治療が終わり、
今週からホルモン剤を飲み始めます。

書籍やインターネットなど読んでいますと、
大豆イソフラポンのサプリメントや
大豆製品など取得しないほうが良いと
書かれていますが、
食事などホルモン剤治療の生活で
留意することがこざいましたら
教えて頂きたいと思い
メールいたしました。


高橋よりお答えです。

おっしゃるとおりイソフラボンには
女性ホルモンであるエストロゲン作用が
あるために、乳癌発症の危険性が
心配されています。

しかし、食事により得られる
イソフラボンの量では
乳癌の危険性が増加するとは
断定されていません。

一方、
通常の食事から摂取される程度の
イソフラボンの量においては
乳癌発症の予防効果がある可能性は
示唆されています。

そこで厚生労働省は、
イソフラボンのサプリメントからの
摂取は、1日30mg以下に
とどめることを推奨しています。

これからも
納豆やお豆腐などは
安心してお召し上がり
くださいね。

ホルモン治療中に
食事面で注意すべき事も
特にございません。

これからもよろしくお願い
申し上げます。