自分の使命について、
最近ずっと考えていました。
ここにきて、
ひとつの答えが出たのです。
もちろん一人で考えていたのではなく、
たくさんのサポートメンバーとの語り合いにより
自分のおこなうべきことが見えてきたのです。
私のプロフィール。
完成です。
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外科医でありながら
乳がん検診の受診推進にこだわりだしたのは、
ある患者さんの死がきっかけでした。
旦那さんをすでに亡くされていたお母さんと、
小学生になるほどの小さな2人のお子さんの3人家族。
そんな家族に、あるとき、事件が起きました。
お母さんの乳がんが発覚したのです。
数ヶ月後、お母さんは亡くなりました。
現実を受け止められずに呆然と立ち尽くす
2人の子供たちの悲しげな姿は、
私の心から1日たりと消えた事はありません。
日本の女性の、乳がん検診の受診率は、
全体の20%でしかありません。
乳がん検診を受診することは、
子を持つ女性の役目のはずなのに、
乳がんに対する、不安や油断が邪魔をします。
お母さん方には、ぜひ、
乳がん検診を受ける勇気を身につけて欲しいのです。
自分の体を大切にすることが、
家族を、友人を、人を大切にすることなのだと思うのです。
そして、大切なお子さんが大人になる姿を、
ずっとずっと見守ってあげてください。
私は、乳がん検診を、日本のすべての女性が、
受診できる国にしたいと考えています。
それが、医療者である私の使命だと確信しています。
川崎幸(かわさきさいわい)病院 外科医長
乳がん検診伝導師 外科医 高橋保正
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