急がなきゃ! | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
明日は病院内でスタッフ向けに乳がんの勉強会があります。



準備はこれからでーす。



焦りすぎてちょっとハイテンションで、すいません。





質問:

乳房の視触診ってどうするの?何が分かるの?



お答え:

<視触診>

視触診とは、乳房を観察し、手で乳房やリンパ節の状態を検査するものです。



乳房に変形がないか、乳頭に湿疹や分泌物がないかなどを観察します。



また、乳房に直接触ってしこりの状態などを調べます。





首やわきの下のリンパ節が腫れていないかどうかも触れてみます。



触診では、



しこりの場所、



大きさ、



硬さ、



しこりの境目がはっきりしているかどうか、



よく動くか



などを調べます。





乳がんは一般に硬く、境目がはっきりしないことが多いです。



“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編

金原出版株式会社 より引用





以前は乳がん検診は視触診だけでおこなっていました。



その時は、しこりとして触る乳がんだけしか発見できませんでした。



今は、しこりになる前の乳がんを発見することも乳がん検診の重要項目となっています。





でも、やっぱりマンモグラフィーだけではなく視触診もおこなった方が、より乳がんの発見率を上げることができます。



せっかく検診を受けるのですから、可能な限りまとめて検査を受けたほうが良いですよね。





昨日はちょっと遠出をしてきました。



久々の空の旅でした。



学会などで出張するときには、色々なことを勉強してきます。



最先端の手術や治療。



最新の機器。



など、学会場で手に入れる情報。



それ以外にも、



キャビンアテンダントさんのお客様に接する時の笑顔と心遣い。



ホテルスタッフさんの、ゲストに対する癒しの提供方法ときめ細かいサービス。





これは本当に勉強になります。



見ていて心が洗われることがたくさんあります。





また昨日もたくさん人生勉強してきました。





医者は当然技術や知識の向上を日々怠ってはいけませんし、



人としても様々な経験を通して成長していかなければいけない!



って思いました。





そう思う!医者だからといって、偉そうにしてちゃダメダメ!(古っ!)

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