ザンクトガレン 2009 part 29 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
臨床試験の最新情報、その2です。



台風が近づいてきているので急いで帰りましょうね。





-Specific news from trials (FinHER update) 臨床試験の最新情報(FinHER update)



Updated results of the HER2-positive component in the FinHER study comfirmed the benefit of a 9-week duration treatment with trastuzumab especially if given with docetaxel (at reduce dose).



FinHERにおけるHER2陽性群の最新の解析によると、ドセタキセル(当初の計画では100mg/m2であったが好中球減少症などの副作用の頻度が高いため、75mg/m2に減量投与)単独群と9週間のトラスツズマブ治療を併用する群との比較では、併用群の方が良好な成績であった。



Exploratory analyses suggested that the trastuzumab benefit was particularly seen among patients receiving docetaxel rather than vinorelbine during trastuzumab therapy.



探索的な解析によれば、トラスツズマブ治療にビノレルビンを併用するよりも、ドセタキセルを併用した群においてトラスツズマブ追加効果が優れていた。



A prospective study is comparing this short regimen with a conventional 1-year trastuzumab regimen (SOLD trial).



この短期間の治療レジメンを従来の1年間のトラスツズマブと比較する前向き試験が進行中である。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





今日も無事に外来が終了しました。



台風が接近しているとのことでしたので、患者様皆様にお電話して



「今日は危ないから無理しないで。また近いうちに予約をお取りしますから。」



と、お知らせしようと朝は思っておりました。



ところが徐々に晴れ間が広がり、外来の時間には蝉も元気に鳴いてきましたので結局お電話はしなくて済みました。



皆様も何とか無事にお帰りの途に着かれました。良かった。良かった。



今日も神様に感謝感謝 (*^_^*)



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