ザンクトガレン 2009 part 36 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
また今日は化学療法に関する英語のお話からです。





-chemotherapy(化学療法)



The threshold for use of cytotoxic chemotherapy is the most difficult to define.



細胞毒性化学療法を使用するかどうかを決めるしきい値を設定するのが、最も難しい問題である。



Patients receiving anti-HER2 therapy conventionally also receive chemotherapy either preceding or concurrent with the anti-HER2 treatment .



抗HER2療法を受ける患者は、これまでと同様化学療法もHER2療法と同時、あるいは順次に使用される。



Although considered logical by some of the Panel members , the use of adjuvant anti-HER2 therapy without chemotherapy remains unsupported by evidence.



パネルメンバーの中には、化学療法を使用しない術後HER2療法は道理にかなっていると認識している者もいるが、このような使い方を支持するエビデンスはない。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





昨日は一斉に皆様のご質問へのお答えを作成しました。



ですから、新しいコメントのコーナーに入り切れていない方。



ごめんなさい。



うまく探せますか?



それにしても、みなさまの深刻なご質問にすぐにお答えしないなんて、ダメですよね。



不安になったらすぐにお返事が欲しいですよね。



どうしたらいいのかな。



また考えさせてくださいね。



今はできる範囲で最大限のパワーでお答えすることしかできません。



お返事が遅かった皆様。



これに懲りずにまたご質問をどうぞ。



私はいつでもお待ちしています。





今日は患者様に「ブログの英語の勉強が早く終わると良いですね。ちょっと難しくて。」



とご指摘を受けました。



ちょっと反省 (*^_^*)



でも、きっと有意義な情報ですからね。



後で何回も読み返したりして、是非役立ててください。



世界中の乳腺外科医たちが読んで勉強している論文ですからね。



皆さんがその文章を読んでいるなんて、なんて素晴らしいことでしょう。



私はそう思っています。



というわけで、まだまだ英語シリーズは続くのであった・・。





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