ザンクトガレン 2009 part 35 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
ハーセプチンに関するお話です。





-anti-HER2 therapy(抗HER2療法)



Anti-HER2 therapy is indicated in patients with HER2-positive disease as defined by the American Society of Clinical Oncology and the College of American Pathologists(ASCO/CAP) guidelines.



抗HER2療法は、ASCO/CAPガイドラインの定義に従って、HER2陽性の患者に適応となる。



The panel noted that the existing trials used a slightly less restrictive definition of HER2 positivity and acknowledged that patients satisfying the inclusion criteria used in the trials might also be considered for anti-HER2 treatment.



パネルは、今まで行われた臨床試験で使用されたHER2陽性の定義は若干ゆるめであることを認識しており、そのような条件を満たす患者でも、抗HER2療法を考慮しても良いとした。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





今日は、神奈川乳がん治療研究会のご質問に対するお答えを作成しておりました。



皆様の悩みはより一層深く、高度になってきています。



私たちもますます勉強が必要ですね。





今日はまた楽しい本を見つけました。



原 宏一さんという作家の方の御本です。



へんてこ隣人図鑑





ショートショートといえば、星 新一さんが大好きなのですが、原 宏一さんのショートショートも、とっても楽しいです。



色々なへんてこな人々が次々と登場します。



街に出ると必ず人からきかれる人が最初に登場します。



そう。



「きかれる男」です。



道をきかれ、コンビニの場所をきかれ、最終電車の時間を聞かれ・・。



でも結局分からず「さあー」と答えるしかない男。



ある日、大雨で電車の止まってしまったホームでのこと。



みんながなぜかきいてくる。



「振り替え輸送はやらないのか。」



「さあー。」



「いつ動くのか。」



「さあー。」



「押されて線路に落ちたらどうすんだ。」



「さあー。」



「きちんと答えろよ!!」



みんなが殺気だって、いろんなことを男にきいてくる。



男にもなぜみんなが自分にばかりきいてくるのか分からない。



そして、ついに男は答えを見つけた・・・。





不思議なお話です。



でも、なんとなく今の世の中の得体の知れない不安を解決するヒントがこのお話に隠れているような気がします。



是非、一度読んでみてくださいね。



→色々な本を読むと、また新しい世界が広がるね!!今度読んでみるね!!で、御本はおいくらでしたっけ?(さあー by yasuu (^_^)v  )とクリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。





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