ザンクトガレン 2009 part 33 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
昨日の表のまとめはわかりずらかったですよね。



今日は昨日の表2の追加項目です。







<内分泌療法の適応がER(エストロゲンレセプター)染色が少しでも陽性なら適応とすることに関する補足項目>



Most factors are continuous but a binary decision needs to be made at some level.



大部分の因子は連続変数であるが、どこかで区切って「あり・なし」あるいは「はい・いいえ」を決定する必要がある。



<化学療法に関する補足項目>



Patients with tumours of <1cm in size without axillary nodal involvement and without other features indicating increased metastatic potential (e.g. vascular invasion) might not need adjuvant systemic therapy.



腫瘍浸潤径1cm未満で腋窩リンパ節転移のない患者で、他の高転移性を表す因子(例:脈管侵襲)を伴わない場合には、必ずしも術後薬物療法は必要ないかもしれない。



If the tumour is , however , endocrine responsive , endocrine therapy should be considered.



しかし、内分泌療法反応性陽性ならば内分泌療法を考慮すべきである。



<トリプルネガティブ乳がんに関する補足項目>



Medullary carcinoma , apocrine carcinoma , and adenoid cystic carcinoma do not require chemotherapy due to low risk despite being triple negative (provided that , as is usually the case , they have no axillary node involvement and no other signs of increased metastatic risk).



髄様がん、アポクリンがん、および腺様のう胞がんは本来低リスクのため、トリプルネガティブであっても術後化学療法は必要としない。(もちろん、すべての状況にあてはまることだが、腋窩リンパ節転移が陰性であること、他の高転移性を表す因子を伴っていないことが条件である)



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用





今週も1週間が終わりそうですね。



だんだんと一週間が短く感じるようになってきましたね。



最近、加速度が付いているようです。



私は良く年齢不詳と言われるのですが、この分ではどんどんおじいちゃんになっていってしまいますね。



でも、いくつになってもカッコよくありたいですね。



もちろん外観なんて変わりませんから、中身ですよ、中身!!



一本スジの通った男気のあるおじいちゃんになりたいですね。



きっと頑固で頑固でみんな困ると思いますけどね (^_^)v



→そういえば最近近所の子供たちに恐れられる怖いじいちゃんっていないよね!!将来の子供たちを厳しくしつける格好いいじいちゃん目指してがんばれ!!とクリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。





blog ranking