構築の乱れ | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
本日も難しいお言葉に挑戦いたしましょう。



“構築の乱れ”



まずはその定義からお話しましょう。



構築の乱れ(architectural distortion)とは、腫瘤は明らかではないが、正常の乳腺構築がゆがんでいるもの。



そして、その中には1点から放射状に広がるスピキュラ(spiculation)や、乳腺実質縁の局所的引き込み(retraction)、あるいは歪み(distortion)も含まれています。



「スピキュラを伴う、あるいは構築の乱れと表現される病変には以下のものがあげられます。



・がん

 非浸潤性乳管がん

 乳頭腺管がん

 硬がん

 浸潤性小葉がん

 管状がん



・放射状瘢痕・複雑型硬化性病変

 管内成分を主体とするがんを伴うことがある。



・脂肪壊死



・手術瘢痕



・硬化性腺症



・膿瘍



“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」




構築の乱れについて、また少しずつお勉強しましょうね。







以前、私はポロシャツなどを着て通勤していましたので、ご近所の方たちからはきっと自由業だと思われていたことと思います。



最近は、私も大人になったのでネクタイなどをしめて通勤しています。



今はできるだけ患者様の前ではネクタイをして、失礼のないように気を付けております。



なぜなら、以前手術着の上に白衣を着ていて、患者様をこわがらせてしまったこともあるからです。



その時に私たちには何気ない行動も、患者様にとっては重要な意味を持つこともあるのだと感じました。



その後は、よほど切迫した状況でないかぎり、すくなくともYシャツの上に白衣を着るように改めています。





毎日毎日自分の行動に間違いがないかを考えています。



自分の発信した記事やコメントが皆様のお役に立てているのか、逆に傷つけてしまったり、つらい思いをさせてしまっていないだろうか。



何かお感じになったことがありましたら、いつでも教えてくださいね。



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