閉経前女性のホルモン治療 その3 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
いつまで続くのか!?



ホルモン療法の時間です。



わたしは花粉症の薬を飲みながらがんばっとるところです(親父さんですか?)。



ところが、何だか身体もだるくて、熱っぽくて、「あれっ、かぜもミックスしてるのかな?」っていった状況です。



声もすこしハスキーでセクシーかもしれません。



でも今日もちょっとだけ博識になりましょう。



「卵巣機能が抑制されていない閉経前女性の場合、アロマターゼ阻害薬(aromatase inhibitor, AI)は有効でなく、臨床にルーチン(日常的 ; yasuu注釈)に使用すべきでない。



しかし、まれにその使用が妥当と考えられる状況がある。



ただし、化学療法誘発無月経患者への投与には慎重を期すべきである。



これは、AIが卵巣機能の回復を促し、アジュバント(術後 ;yasuu注釈)療法としての効果が無に帰するおそれがあるためである。



American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」



ホルモン療法もその意義をひとつひとつ吟味しながら使用しないと、一筋縄ではいかないですね。



今日も、いろいろなお悩みをかかえた方が外来にいらっしゃいました。



そんなとき、お悩みの解決の糸口が見つかるまで、何時間でもお付き合いさせていただいています。



決して悲しい気持ちのまま、おうちに戻ることがないように、少しでも笑顔がみられるまで、何時間でもお話をさせていただいています。



看護婦さんたちや医療スタッフに迷惑かなと思ってスタッフに尋ねると、「患者様の笑顔の為なんですから、時間は気にしないでください。」と言ってくれます。



嬉しくて私が泣きそうです。



「私たちがついてますから、心配しないでね。一緒にがんばろう!!」



比較的小さな声のわたくしが、心のなかで大きな声でそう叫びながらお話しています。



わたしの気持ち、届いたかな?



夜になると、今日一日を振り返ってそう思っています。





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