久しぶりのクラッシック鑑賞@サントリーホール
藤田真央さんのピアノを聴きたくて、チケットを１枚取って、楽しみに待ちわびたら、、、
裏切らない大雨
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の山田和樹さんのの指揮が控え目に言って素晴らしく、
一言で表すなら、「気持ちいい。。。」
という感じでした
あえて言語化するなら、
「全ての楽器の奏でる音色が溶け合いながら響き合い、脳内に強烈な揺らぎを与え、踊った後のような高揚感が得られた。」
官能と恍惚に会場が一体と化すような空気感
山田和樹さんの指揮は、音楽を造る幸せに満ちていて、実に洒脱。
すっかりファンになってしまいました🎵
小柄な身体を大きく使って、でも、正確なリズムは崩さず。
オーケストラのメンバーへの気遣い、分かりやすい指示、ユーモアたっぷりで、実に素晴らしいチームワークでした
サン・サーンスの交響曲第三番はオルガン付き
サントリーホールって言えばパイプオルガンですよね
室住素子さんの演奏は、とかくキャラ立ちし過ぎる場合も多いパイプオルガンの音色が、完璧にオケと融合し、これまた極上でして
例えるなら、ナンプラーのように主張の強い調味料が、密かにしかし確かに深みを与えるような感じでしょうか
久しぶりに音楽聴いて涙が出ちゃいました
藤田真央さんのピアノの音は尊くて、特別な響きです
今日が、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調の初演奏とか
お初を堪能したわけです
嵐のように胸熱な演奏に感謝です
好みのクラッシックを生音で聴く興奮は格別ですね
クラッシック音楽は、幼児期に母が折に触れてレコードをかけてくれた事や、カトリック女子校のハイレベルな音楽教育の恩恵で、比較的親しみがあります。
大学生の頃は、サントリーホールのガラコンサートが毎年の楽しみでした
最近気軽に聴くのは、ジャズやボサノバ、娘たちも好きな洋楽、カラオケ用の懐メロなどですが、オーケストラの生演奏は格別です
ただし、クラッシックの場合、プロと非プロの差は甚だしく、ずれた音程やミスが多いと、イライラしてリラックスどころか、気持ち悪くストレスになるのが困ったところ
演奏中にガサガサ音を立てたり、ずっと咳をしているなど、鑑賞者のマナー次第で喜びが半減することも
でも、あるべきタイミングで盛り上がり、打楽器が正確に決まり、管楽器と弦楽器がもとの音がわからない程の波となってうねる完璧な演奏を聴けたときに、脳内にドバドバ放出されるドーパミンやエンドルフィンの効果は桁違い
この作用を利用して宗教的な洗脳もなされたのだろうな、、、などと怖くなるほどです
というわけで、演奏者、指揮者、演目を選んでこれからもチケットを狙います
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