美的 2024年6月号
(2024年4月22日号 P82~85掲載)
特集 夏肌の「大ピンチずかん」に慶田の取材・監修記事が掲載されました
夏に起こる肌のピンチ1
日焼け対策が甘い日に限って日差しが強く、うっかり日焼け・・・
日焼け後は皮膚表面が火傷をしているような状態です。ヒリヒリしたり赤みがあるときは、まずは冷やして炎症を抑えます
最初の30分は濡らしたタオル(水気を含んだタオルのほうがよく冷えます)で保冷剤を包み患部に当てます。長時間冷やし続けていると肌のバリア機能が下がるので、30分経ったら保冷剤を乾いた薄いガーゼなどで包み直し、引き続き患部を冷やして炎症が治まるのを待ちましょう。
温めると悪化するので、入浴も低温シャワーがほてりが治まったらスキンケアでしっかり保湿をしてくださいあれこれ塗り重ねるより、シンプルなケアで
もし、ヒリヒリ感が強くて痛みを感じるときは、市販の消炎鎮痛剤を飲んでください。ただし、炎症が治まらない、痛みがひかない場合は、速やかに皮膚科を受診してくださいね
「焼けたらすぐに美白しなきゃ」と張り切る方がいますが、肌の炎症も鎮まらないうちに使い慣れない化粧品を使うと、トラブルを招く可能性も本格的に美白やエイジングケアを行うのはヒリヒリ感や赤みが落ち着いたら
紫外線を浴びてメラニンができるまでには、細胞レベルでいくつかの段階があります。早い段階でメラニンの生成を抑えるタイプの美白ケアが有効です
メラノサイトの活性化を阻害する「トラネキサム酸」
チロシナーゼの働きを抑える「アルブチン」「ハイドロキノン」「コウジ酸」
メラニンを還元するように働く「ビタミンC」
メラニンが表皮の角化細胞へ受け渡されるのを阻止する「ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)」
などその働きはさまざまです。
夏に起こる肌のピンチ2
日差しが強い日にまさかの長時間にわたる車移動・・・
日焼け止めの塗り直しが理想だけど、できない環境ならタオルや上着で肌を覆うのが手っ取り早いですまた、いざという時のため、アームカバーを常にバックに入れておくのもおすすめ。
ちなみに、UVカットガラスを採用している車だから大丈夫と思うなかれ。長波長の紫外線A波とブルーライトは素通しなので、外出時と同様の紫外線対策が必要です。
日差しが強いこの時季からは、飲むUVケアをプラスして、体の内側からも肌を守りましょう
飲む日焼け止め・抗酸化『ヘリオケアウルトラD』
銀座ケイスキンクリニック取扱 1箱30カプセル/¥7,700(税込)
抗酸化・抗糖化・DNA修復『UVリセットサプリメント』
銀座ケイスキンクリニック取扱 1袋30粒 ¥3,980(税込)
肌の黄ぐすみ・シワの原因にもなる糖化を防ぐ作用や活性酸素を除去する「SOD」と「リポ酸」、ターンオーバーを促進し紫外線を吸収する「ビタミンA」、コラーゲンを修復する「ビタミンC」、潤いを保持しバリア機能を高める「セラミド」など、数多くのサポート成分を配合し、紫外線ダメージから全方位的に肌をケアする設計です
体内への吸収性を高めるため口の中で溶かすチュアブル錠で、お子様から大人まで美味しく摂取できるレモン味になっています。
夏に起こる肌のピンチ3
職場の冷房で肌が乾燥、仕事後に顔がどよ~んと暗色に…。デートがあるのに、どうしたら!?
夏はエアコンで体が冷えやすく、代謝が滞りがちです。できるだけ動かす&ストレッチを!休憩時はできるだけ体を動かして。太い筋肉を動かすと静脈の血流が巡って顔色が明るくなるので、腕を大きく回したり、爪先立ちをしたりしましょう
また、日中はメイクの上からでも保湿できるようなコスメで乾燥対策するのも
夏に起こる肌のピンチ4
在宅ワーク&休日で日焼け止めを塗らず過ごしていたら、くすみ&ハリ不足が加速!
外で浴びるUV-Bと、窓ガラスを通過するUV-Aは、肌へのダメージは別物です。UV-Aを浴びると真皮層のコラーゲンがジワジワと分解・変性するので、変化を感じる頃には時遅しシミやシワ、たるみが発生する前に、コラーゲンにアプローチする美容医療を取り入れるも賢い手段です。
ヒアルロン酸とアミノ酸注射の『スネコスパフォルマ注射』は、真皮がふっくら、肌色も明るく輝くのでおすすめです。
光老化で劣化したコラーゲンとエラスチンをふっくら立て直すので肌育注射の別名が
スネコスパフォルマ注射 1回1本 ¥77,000(税込)
※1本で施術できる範囲の目安 ■目周りを含む顔全体 ■首全体 ■両手背~手指
夏は日焼け肌に憧れる方も多いですが「肌老化の8割が紫外線など太陽光による光老化が原因」が現実です
さらに、日焼けの弊害は老化だけではありません。酸化ストレス産生、疲労感の増加、免疫機能低下を引き起こすことが学会でも発表されています
UV対策は単純に美容的な観点だけでなく、体のために大切だということを理解すると、ちょっと面倒でも塗っておこうという気になりますね
ご参考になさってください
初版第3刷 重版決定
6月25日発売 慶田の新著
『女医が教える、やってはいけない美容法33』
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)
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■銀座 ケイスキンクリニック
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