『steady.』 ５月号
（2024年4月6日発売 P50~P54掲載）
特集 SNSではわからない！思い込み美容を一刀両断春の肌悩みベストアンサー30に慶田の取材・監修記事が掲載されました
4月は新年度を迎えるためストレスが多く、紫外線量も増え始め、花粉などの微粒子が多く飛散するので、肌が不安定になりやすい時期です
本誌では、春先に肌が不調になる原因や、健康な素肌を取り戻すためのお手入れのポイントについてお答えしています
季節の変わり目に肌トラブルが増える原因
わたしたちの体を覆っている皮膚には、肌内部の水分蒸発を防ぎ、外部からの刺激をはねのける「バリア機能」が備わっています
しかし、過酷な冬を越えた肌は乾燥でバリア機能が低下し、本来の役割を果たせなくなっています。そこに花粉やPM2.5などのさまざまな大気汚染物質が飛んでくるのが肌がゆらぐ原因です。
さらに、4月は生活環境や人間関係が変わる人が多く、そのストレスで睡眠の質が低下したり、季節変化による自律神経が不安定になることも要因としてあげられます。
とにかく肌がかゆい。かゆみを抑える方法は？
かゆみが出ている場合は皮膚炎の可能性が高いです。症状が強く出ていたり、繰り返すようであれば、スキンケアで対処するのは難しいので、皮膚科医に相談し、お薬を処方してもらいましょう
いつもの化粧水やパックがヒリつく。そのまま使っていい？
ヒリヒリ感じたら、それは炎症が起きているサインです。化粧水やパックなど水っぽいもののほうがクリーム系より刺激になることがあります。化粧水なしでクリームだけにするなど引き算してください
隙間だらけになった角層を助ける保湿ケアには、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸といった水分を抱え込む効果のあるモイスチャライザーの使用がおすすめです
個人的には、より安全に考慮したコンプライアンスの高い製薬会社や化粧品メーカーのものを選ぶのがいいのかなと思います。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」が不安定肌に寄り添う優しい処方で人気です。バリア機能を高め、肌をやさしく守ります。
銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g/¥5,000（税別）
洗顔で肌荒れしないために気をつけることは？
洗浄成分がアミノ酸系や、肌への負担が減る保湿成分配合のものが洗顔時の潤いの流出を防いでくれるので
洗顔直後に肌のつっぱりを感じないこともポイント
そして、ゴシゴシ強く洗うのは禁物
です。よく泡立て、泡を転がすように優しい力加減で洗いましょう。
泡立てが苦手な方はフォームで出てくるポンプタイプを選んだり、泡立てネットを使うなど便利アイテムを活用してみてくださいね。
肌の乾燥を悪化させるNG行為は？
肌が弱っているときは刺激を避けるのも大事ですが、何も塗らず外出するのもダメ
肌にやさしくサラッとした日焼け止めなどを塗って外的刺激から肌を守ることも必要です。
「紫外線吸収剤不使用」「ベビー用」などをキーワードに選んでみては
肌のゴワつきを治すのにピーリングはNG？
肌のゴワつきは角層のターンオーバーの乱れも原因のひとつ。定期的なケミカルピーリングで正常に戻すのも有効です。ただし、セルフケアのピーリングは肌荒れ中は避けて
体の内側から肌荒れをケアするには何がいい？
生活習慣のベースとなる食事と睡眠の改善を
睡眠は質と量の両方を確保して。インナーケアは、肌のバリア機能を強化するセラミドを摂取するのも有効です。また、肌を整えるために油を適切に摂取し、肉・魚・豆のタンパク質もバランスよくしっかりと
クリニックで赤ら顔の治療方法が知りたい
皮脂量が多いニキビによる赤ら顔や、炎症の繰り返しで皮膚の萎縮が起こり、皮膚が透けて見えるような赤ら顔などもあり、症状によってさまざまな治療法があります。クリニックは金額だけで選ばず、日本皮膚科学会が認定した皮膚科専門医がいるところを選んで受診しましょう
ニキビが治りにくい時はどうしたらいい？
たまにできてしまう軽度のニキビであれば、一旦様子をみるのも良いですが、定期的にニキビを繰り返していたり、年々ひどくなっている場合は、セルフケアだけでの完治は難しいと判断し、早めに皮膚科を受診するのが最適です
実際にそうなった場合、「保険診療の一般皮膚科」と「自由診療の美容皮膚科」で迷う方も多いと思います
一般皮膚科のニキビ治療はここ数年で、保険適用で処方される新薬も増え、以前よりは治療の選択肢が広がってきました
ただし、基本的には保険が適用される範囲内での「疾患を治す」治療になるので、どうしても「今出来ているニキビを治す治療」に留まります。また、多岐にわたる治療とはいかないので、効果が不十分と感じる方もいるでしょう
それに対して、私共のような美容皮膚科のニキビ治療は、「今出来ているニキビを治す治療」だけでなく「新しいニキビができにくい肌質にする治療」を組み合わせて施術を行います
美容皮膚科の観点から、早期に治すだけでなく、最終的にはニキビ跡や色素沈着が残らない美しい肌に導くという点に大きな違いがあるでしょう
当院には、「ニキビを根治したい」「跡を残さずキレイに治療したい」「一般皮膚科では治らなかった」「赤みやにきび跡を治したい」という方が多く来院されています。
患者様のライフスタイル、ご予算に伺った上で最適な治療をご案内しています。お気軽にご相談くださいね
初版第3刷 重版決定
6月25日発売 慶田の新著
『女医が教える、やってはいけない美容法33』
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分（うるう年含む）
♪重版しました♪
■銀座 ケイスキンクリニック
（美容皮膚科）
東京都中央区銀座1-3-3 Ｇ-1ビル5F・6F
お電話でのご相談・お問い合わせTEL0120-282-764
銀座ケイスキンクリニック公式Facebookページ
http://www.facebook.com/ks.skinclinic
メール相談soudan@ks-skin.com
