先日、慶田が「ヒアルロン酸注入を絶対しない部位」の一つとしてバストをあげました。

『注意喚起!!膣内へのヒアルロン酸注入~膣ヒアルで名器を作るに待った!!』

はお陰様で高い閲覧数がありました。

 

ヒアルロン酸注入以上に危険なのが『アクアフィリング豊胸』でして、

乳腺の炎症を生じ、重症例ではドロドロに溶解するなど、悲惨な症例が複数報告されています。

それでも、美容外科クリニックでは、豊胸手術が人気です。

それはなぜか?

おっぱいは大きい方が良いのか?

理想のバストとは何ぞや?

とちょっと考えてみたいと思いますビキニ

 

芸術を愛する者の宿命か、私は曲線フェチです飛び出すハート

古典的な美術の世界では、ふくよかな女性的ラインが好まれました。今の美的感覚からすれば、かなりむっちりが理想だったのです。

そうです、バストにも時代と共に流行があるのです。

 

巨乳ブームは細川ふみえさんがグラビアに登場した頃に始まり、現在も続いているような気がします。

あの頃のふーみんさんのバストは素晴らしかったですねラブ

女性でも顏をうずめたくなるくらいです。

 

そうそう、男女問わず、豊かなバストを見てしまう理由は、我々の原体験かもしれません。

授乳中のおっぱいは、普段の2~3カップ分ほど大きくなりますビキニ

だから、赤ちゃんから見ると、

全お母さん=巨乳

ゆえに、

豊かなバスト=母性=包容力

を想起させるのでしょうね。

そういえば、おっぱい星人だった長女は2歳の頃、レストランで天高く両腕を広げながら

「ママのおっぱいはこ~~~んなにおおきいの」

とのたまい、大笑いされました笑

小学校の中学年まで、

「ママのおっぱいはイチゴミルクの味」

と断固として申しておりました。

現実の味を知るのは次女が生まれた11歳のとき。

ぺろっと舐めて余りのまずさに幻想だったことを知ったのでしたガーン

 

そもそも医学的には、乳房は授乳以外の役目はありません。

子宮が子を育てる袋以外の役目を持たないのと同様といえるでしょうか。

セックスの充実という観点では、乳房ではなく、乳頭が重要ですのでねOK

 

年末に異業種の方々とお食事をする機会があり、私の仕事に関する質問からの流れで、バストについてヒアリングする機会がございましたので紹介しますね上差し

男性の年齢は35~55歳、12人。

「豊胸手術が人気の背景には、男性のニーズがあるように思いますがいかがですか?」

「やっぱりバストは大きい方が良いのでしょうか?」

「実際にバックを入れた女性とのご経験がある場合、その感想はいかがでしたか?」

と質問しましたウインク

キャバクラなどの夜職につく女性の場合、収入レベルがバストサイズで変わるそうです。

結果としては、

「大きいとつい見てしまうが、ただの反射、本能」

「大きければ良いというものではない」

「もみ心地、触り心地が大事」

「観賞用と実使用(笑)は違う」

「大切なのは感度」

「好きになった人の胸なら愛しいと思う」

「ぽっち(乳頭)が付いていれば事足りる」

「不自然に硬いし横向いた時に流れないし(手術で作ったバストは)好みで無かった。次は無かった。」

「みんな違ってみんないい」

などでございました。

いかがでしょうか?

男性陣としては胸の大きさにはそれほどこだわっていないようですねダイヤモンド

とくに真剣に交際する彼女や奥様を選ぶ際には、二の次どころか三の次以下の条件のようでしたダイヤモンド

なお、今回ヒアリングした方々が、至極真っ当な業種の常識人の方々ですので、母集団による考え方の違いはあると思います。

でも、相当お酒が回った状態(前頭葉抑制下)でヒアリングしましたので、結構本音だと思います爆  笑

トータルで考えて、「男性に好かれたいがために人体改造するのはどうなんだろうか・・・」と思ってしまいました。

 

ところで、皆様、術前術後写真って、せいぜい3か月後、1年後くらいしかご覧になったことないですよねはてなマーク

60代後半になって、身体が痩せてしまった時、バックをいれた体がどういう風になるかを想像できますかはてなマーク

わたくしは、お風呂屋さんに行くのが結構好きなので、何人か見たことがあります。

体格に見合わないバックで伸展した皮膚は、静脈が透けていて、身体は痩せて骨と皮状態なのにカンカンっとお椀型のおっぱいが鎮座している状態。

「痛々しい・・・」

という言葉しか浮かびませんでしたアセアセ

美容医療や手術を受ける場合は、30年後40年後を考えておかなければなりません。

授乳で縮んでしまったバストに小さめのバックを入れるのはアリですが、

ビフォー写真でも美乳でスタイルの良いやせ型なのに、さらに大きなバックを入れてしまうのは、お風呂屋さんで見たような末路になるのではないかと心配ですえーん

術者の技術と仕上がりに問題なくても、遠い将来を見据え、慎重に決めてくださいねキラキラ

 

美容皮膚科でできるローリスクな施術で美しいデコルテやバストメイクする施術もご紹介しておきますねラブラブ

1. ケミカルピーリング(乳酸ピーリング・マッサージピール):肌の滑らかさと透明感を高めニキビや毛穴詰まりを改善。下記の照射とのコンビネーションで行う。

2. ジェントルレーズプロ照射:産毛の脱毛と軽い美白

3. ピコトーニング・ピコフラクショナル照射:確実な美白。乳輪と乳頭の美白効果もある

4. フォトフェイシャルM22照射:ニキビやニキビ痕の改善

5. 水光プラス:潤いアップ、肌質の向上。

 

お顔に出来る施術はほぼ全てバストにもできますキラキラ

大きさは変わらなくても、肌触りが滑らかでしっとり吸い付くような美肌で、ハリがあれば十分ご満足いただけると思います。

 

時代と共に流行があり、誰一人として同じ形は無い。

母性を感じさせるパーツ

白く美しいデコルテは最高のレフ版

お手入れしておくとメリットはある。

重力、老化、授乳で垂れ下がるものだから、胸で相手の心を掴んでも一時的な効果しかない。

乳癌が増えているので、年に一度は乳がん検診を受け、早期発見が鍵。

乳房にアクアフィリングなどの異物を注入するのは厳禁

現状ではバックによる豊胸手術が安全だが、身体全体が老化したときのことを想像すべき。

 

初版第3刷 重版決定虹

6月25日発売 慶田の新著本

『女医が教える、やってはいけない美容法33』

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スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)

「365日のスキンケア」(池田書店)著者:慶田朋子

♪重版しました♪

 

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