(伊良部ブルーと写真撮るために一瞬だけ脱ぐの図)
マリンスポーツは不得意ですが、美しい海に浮かぶのは大好き
とくにきめ細かな白い砂浜
ここ数年は宮古島の離島、伊良部島にはまっています
(砂フェチ大満足の天国のような伊良部島のビーチ)
毎年、1~2回南国の海でバカンスを過ごすのですが、
『当然、焼きたくないの皮膚科医だものbyともこ』
そこで、今日は
「『絶対焼かない派』必見!笑いたい奴は笑えばいい〝美容皮膚科医のビーチファッション”」
をご紹介いたします
(海の色が綺麗=透明度高い&紫外線強い)
南国の太陽を侮るなかれ
日焼け止めクリームだけでブロックは不可能です
味方につけるべきは『遮光性の高い接触冷感機能のあるラッシュガード』
日差しの下では常時ラッシュガードを着用しています。
特にビーチやプールではラッシュガードの2枚重ねがポイントになります。
(ここテストに出ますよ~)
(アップだとこんな感じ、濃紺のジップアップラッシュガードの上に白っぽいものを重ねています)
まず、シンプルなビキニを着て、ハイネックのジップアップタイプのラッシュガードLサイズとラッシュガードトレンカタイプ(足の甲まで覆うもの)を着用します
それから海用の帽子をかぶり、2枚目のラッシュガードパーカーLLサイズのフードをUVカットサンバイザーの上にかぶせて固定。
パーカーの紐を結び露光部を狭め、海用のUVカットサングラスを着用します
上半身のラッシュガードは1枚目はL、2枚目はLLを選ぶのがコツ。
それによって手の甲まですっぽり覆うことができます。
ボトムは甲まで完全ブロックしてくれるもの(ラッシュガードトレンカ)を選んで、さらにマリンシューズを履いているので露光部はほぼゼロ
これが、ハンナムスタイルならぬ、『ケイダマリンスタイル』デス
10年前は奇異な目で見られましたが、最近は珍しくなくない感じですね。
ママさんたちのラッシュガードパーカーとトレンカ着用率が高いです
顔部分に暖簾のようなラッシュガード生地をオプションで装着可能な商品もあり、気になっていますが、個人的を頬まで隠すのに少々抵抗あり(笑)そんな格好しておいてって笑われそうですし、来年は追加するかも
同じ柄のラッシュガードを着ている方を見ると親近感も沸くというもの
ラッシュガード2枚重ねはまだ珍しいかもしれませんが、、、
1枚だと信用できないもので・・・
(下地島空港に飛行機が着陸する様子を干潮の17エンドから眺める図)
ところで、我々の皮膚の面積ってどのくらいだと思いますか?
人間の対表面積は、成人男性で畳1枚分くらい。
成人女性なら団地サイズ畳1枚分でしょうか。
この広範囲に日焼け止めクリームを2度塗り&2時間おきに塗り直しする手間を考えたら、ラッシュガード着るのがどれだけ楽か
ママさんたちにおかれましては、ご自身に加え、キッズのサンケアも担っていますから、子どもが2人いるとすれば、
1+1/2×2=2
約2畳分の日焼け止め塗布作業が朝昼夕の1日3回発生します。
相当な重労働で、現実的ではありません
また、ラッシュガードを着ていれば、海に潜んでいる危険生物からもお肌を守ってくれます
クラゲやイソギンチャクなど海洋生物の皮膚トラブルは結構怖いんです
慶田が大学病院勤務時代に担当した20代前半の女性は『サンゴ皮膚炎(サンゴの毒で皮膚に潰瘍ができる疾患)』により足に植皮術を施しました。
植皮する皮膚は太ももから採皮するので広範囲な傷痕が出来てしまいます
素肌で海に入ることほど危険な賭けはないと思います
『ケイダマリンスタイル』の有効性はご理解いただけたかと思いますが、
「せっかくのビキニ姿も披露したい・・・」
「何しにリゾートに来たんだか・・・」
というお声があるのも御もっとも。
ご心配なく、午前中建物の陰になるエリアのプール&夕日~ナイトプールでは、ぜひぜひ脱いじゃってください
あなたのビキニ姿をみんな待ってます
慶田も、ナイトプールではみんな待ってないけど、ビキニですよ
それから油断ならないのがプールサイドのワンピース日焼けです
サンドレスは露出面積が多いですよね
普段コンサバな反動で、ビーチリゾートでは潔く肌を出すワンピースを持参します
(ビーチリゾートでは露出と防御のふり幅が大きい)
屋内の窓越しの光でも日焼けするので、露出部は日焼け止めクリームを2度塗りします。
さらに屋外では上に乾いたラッシュガードを羽織り、陸用帽子と中庭移動やビーチ散策など用に完全遮光日傘をさします
お気付きですか?
そうです、ラッシュガードだけで海やプール用2枚とは別に、陸用のラッシュガード1枚、計3枚持参します。
娘たちも同じ『ケイダマリンスタイル』で過ごすため、ラッシュガード9枚、ラッシュガードトレンカ3枚、海用陸用帽子計6つ、日傘3本、マリンシューズ3足、ビキニ6着・・・
この他に浮き輪3つ、日焼け止め6本etc
あ~~~大荷物何泊するんだよ??ってくらいのスーツケースを持参です。
このくらいの頑張りで、夏季に2回もビーチリゾートに行っても、日焼けしないで帰って来られます。
今年も、4日間の宮古島滞在&4日間の石垣島で子供とみっちりプール漬けでも、身体の日焼けは生じませんでした
身体は、と申しましたのは、顏は完全に覆えないため、微かに肌色のトーンは黒くなってしまいます
でも、微かにで済んだのは
『日焼け止め3度塗り&2時間毎の塗り重ね&4時間毎のヘリオケア(飲む日焼け止め)内服』
による効果
そうまでして何故ビーチに行くのか?
それは、幸せを感じるため
白い砂浜と青い海、打ち寄せる波に身を任せる時間は至福
でもね、美しい海の色は強い日差しのおかげ。
紫外線とセットプラン。もれなく付いてきちゃうの
だから、皮膚障害性の高い紫外線をブロックして、極上の時間だけをいただくのです。
本当に老化したくないなら、ずっと屋内にいればいいのかもしれません。
でも、それで生きてるって言えるのかな?
インドアが最高って趣味ならそれはOKですが、美しい自然の中で過ごす時間を上手に楽しむテクニックをぜひ覚えておいてくださいね
慶田は「子守で日焼けはすべからじ」という強い意志で21年間過ごしてまいりました
子どもに付き合ってプールに漬かるときこそ完璧な装いで臨みます。
(打ち上げられたトドの親子のように波打ち際で波にもまれる・・・)
それからもう一つ
「子どもがラッシュガードや帽子を嫌がるので・・・」
というお悩みへの解決方法はシンプル。
「No Hat!No Play!!」「No rash guard!No Play!!」
ビーチリゾートやプールへの出発前日に宣言し、約束を破ったら、泣こうが喚こうがホテルの部屋に連れ帰る。
この際、親が「今回だけよ」と簡単にルールを変えると舐められます
これで言う事をきかない子はいないはず。
(これぞリゾートホテルって景色)
子どもには、「うんと嫌な事」と「ちょっと嫌な事」の2択で選択させるとうまくいきます。
上記の例では、「うんと嫌な事=プールで遊べない」、「ちょっと嫌な事=ラッシュガードを着て帽子をかぶる」ですね
このテクニックを私に伝授してくれた今は亡き心友の名から
『ヨーコメソッド』
と呼んでいます
宿題をさせる、家事を手伝わせる、部屋を片付ける、スマホや携帯の使用など、日常生活のあらゆる場面で使えます
ぜひご活用くださいませ
長女も常にこの方法で導き、20歳になった今は、ママが守らせたルールの意味と効果を知り、何も言わずとも着ていますし、サプリメントも飲みますし、テスト勉強もしますし、最低限の部屋の片付けもしますよ
(昭和感漂うブランコで遊ぶアラフィフ・・・夕方なのでラッシュガード脱ぎました♪)
皆様、ぜひ夏を満喫してくださいね
出来てしまったシミや濃くなってしまった肝斑はクリニックで治療すれば綺麗になりますから
秋にやっつけましょう
初版第3刷 重版決定
6月25日発売 慶田の新著
『女医が教える、やってはいけない美容法33』
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)
♪重版しました♪
■銀座 ケイスキンクリニック
(美容皮膚科)
東京都中央区銀座1-3-3 G-1ビル5F・6F
お電話でのご相談・お問い合わせTEL0120-282-764
銀座ケイスキンクリニック公式Facebookページ
http://www.facebook.com/ks.skinclinic
メール相談soudan@ks-skin.com