■ヒアルロン酸注入のトレンド ~ 線から面へ
先月で開設から12周年を迎えました。先月から今月は、ヒアルロン酸注入ご希望の患者様が多く、クリニックは満員御礼状態です。
慶田も、開業時は皮膚科専門医取りたてホヤホヤの32歳でしたが、干支が一周する間に身体は確実に老化しています。でも年を取ることも悪いことばかりではありません。ソフト面では、私自身の判断力や技術力、カウンセリング力は格段にレベルアップしていますし、クリニックのスタッフやドクター陣も人数・経験共に充実しました。ハード面では、最新の医療機器を少しずつ増やし、投資することで患者様に還元しておりますので、小さなクリニックとしては、照射機器、レーザー機器も相当充実している方だと思います。
特に大きく様変わりしたのが、『ヒアルロン酸注入』施術です。12年前は、ほうれい線やマリオネットライン、目の下の陰やシワに注入し影を浅くする注入法しかありませんでした。例えるなら『線の治療』ですね。クリニックのホームページやブログにて時折お伝えしていますが、『ヒアルロン酸注入の新トレンド』について何回かに分けて書いてみたいと思います。
□トータルフェイシャルトリートメント・美人顔デザイン注入の時代
ヒアルロン酸注入は、細かいシワを狙った『線の治療』から、顔全体のバランスを整え、リフトアップさせることでシワを浅くする『面の治療』にシフトしています。
銀座ケイスキンクリニックでは、加齢による、『骨格』・『靭帯』・『脂肪組織』・『筋肉』・『皮膚』で生じた加齢変化を解剖学的に捉え、最適な部位に適正量注入することで、『自然なリフトアップ効果』とバランスの良い『美しい顔』を叶える『ヒアルロン酸注入によるトータルフェイシャルトリートメント』を行っています。
トータルフェイシャルトリートメントは文字通り、顔全体のバランスを見て治療します。『木を見て森を見ない』施術ではなく、大勢を把握することからスタートします。医学的知識と美術的感性とを融合した当院オリジナルの『美医術』をコンセプトに、ミリ単位で注入し、デザインしていくので『美人顔デザイン注入』とも呼んでいます。
この考え方で注入すると、魅力が増すだけでなく、失われる脂肪や骨格の補充と強化、コラーゲン密度のアップ、靭帯補強による顏揺れの抑制により、老化スピードを緩やかにする『アンチエイジング効果』もあり当院の若返り施術の根幹治療となっています。
■ヒアル顔(Overfilled syndrome過剰注入症候群)を作らない治療
当院でも、細かい線を消さないわけではありません。順番が大切で、枝葉末節(細かいシワ)は後から施術することで、周囲に気づかれず、段階的に若返らせていきます。
これは、『不自然さを避ける』ために非常に重要なポイントです。
「ヒアルロン酸入れている友人の顔が不自然で・・・」
「他のクリニックに相談に入ったら、院長先生の顔がパンパンだったので怖くなった・・・」
「海外セレブのいかにも入れましたという顔のイメージが抜けない」
こんな声をよく聞きます。すべて患者様の口から出た言葉です。
診立て力と医師の技術により、仕上がりに大きな差が出るのがヒアルロン酸注入治療です。本当にナチュラルな施術では、注入されていることが周囲に気づかれません。
加齢による骨の損失や脂肪の萎縮によるボリュームロスを確実に改善する安全な注入剤はヒアルロン酸フィラーだけですから、その施術のマイナスイメージは残念でならないところです。
では実際にどうして不自然な症例が存在するのでしょうか?
□こんな状態にご用心
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)もうすぐ
♪重版しました♪
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