前編はご覧いただけましたでしょうか
常にベストな肌状態をキープする為の、季節に応じたケアをカレンダー形式でご紹介しています
後編では、日常のスキンケアのおさらいとして、『肌の取り扱い説明書“トリセツ”』を掲載
美肌を育むために行っている毎日のケアが、果たして正解なのか、改めて改めてチェックしてみてください
よかれと思って続けているケアが、実は肌を傷めているかもしれません
その行為が逆効果に⁉ 肌の基本マニュアル
間違いトリセツ
記載された適正時間を守ってください
シートマスクは肌に貼っている時間が長いほど、効果が増すように思われがちですが、それは間違いです。
記載された時間より長く肌にのせていると、肌がしっとりするどころか、成分の浸透が高過ぎて、かぶれの一種である「刺激性皮膚炎」になるリスクが高まります
記載された適正時間を守って、使用しましょうまた、毎日シートマスクを使う人もいるようですが、週に1~2回、定期的に使用するだけで十分です。
間違いトリセツ
一定方向に軽く、ほどほどに
顔をたるませ、輪郭が崩れる原因は
①皮膚のたるみ
②脂肪の減少・萎縮・移動
③顔面じん帯の劣化
④骨の委縮
⑤筋肉の持続的な収縮や拘縮
の5つ。
なかでもカギとなるのが「顔面じん帯」。ローラー美顔器や強いマッサージは、じん帯の劣化を早めます
ローラーは下から上など一定方向に力を入れず、週一くらいにしましょう
また、漫然と日焼けすることで浴びてしまう近赤外線によるじん帯の劣化を防ぐことも、たるみ予防に効果的です
導入系美顔器のトリセツ
美容液は無添加のものを使用しましょう
超音波美顔器は振動によって、イオン導入美顔器は電気の反発力を利用して、角層に有効成分を浸透させる機器。美容液を肌に塗るだけより、成分が入りやすくなりますが、保存料など肌の刺激となる恐れがある成分も一緒に入ってしまうことがあります。
そのため、美容液は無添加のものを選び、適正時間を守って使用しましょう
間違いトリセツ
パンパンたたいてはいけません
化粧水をたたき込んでも吸収率は上がりませんそれどころか皮膚を傷める原因となります。
皮膚をたたくと血管が一時的に収縮し、そのあと拡張するため血行がよくなったように感じますが、それはまやかしです。
化粧水は手のひらで優しくなじませ、最後に顔を手のひら全体で包み込みましょう。
コットンは肌をこすりがちなので、おすすめしません。
間違いトリセツ
メイクは毎日必ず落としましょう!
メイクを落とさず寝ると、ファンデーションなどのコスメに含まれる油分などが汗や皮脂と混ざって活性酸素を出し、肌に有害な過酸化脂質に変化してしまいます。
その結果、ターンオーバーが乱れ肌の老化が進行します。翌日パックをしても安心できません。寝る前に必ずメイクを落としましょう。
間違いトリセツ
こすらず、手に取ったぬるま湯を20回ほどかけて流しましょう!
顔をゴシゴシこすってメイクを落とすのは、肌を傷つけ、トラブルの原因となる恐れがあります。
また、入浴中は肌の角質がやわらかくなっているため、シャワーを直接顔に当てると水圧で肌を傷めることになります。さらに、お湯の温度が高いと乾燥を招きます。
クレンジング剤や洗顔量は、ぬるま湯(体温と同じくらいがベスト)を手に取って20回ほどかけて流しましょう。
毎日の丁寧なスキンケアこそ、美肌の要です
勘違いスキンケアを卒業して、美肌を手にいれましょう
是非、ご一読ください。
スキンケアやメイクアップに関する基本知識がたっぷり366日分(うるう年含む)もうすぐ
♪重版しました♪
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