日本の偉人70選(その5) | Dr-たっきーの今も日々是好日

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飛幡つばさの芸名で女優をしていた嫁さんの強い勧めで自分も始めることにしたブログです。その嫁さんは2021年5月に他界してしまったのですが、今も嫁さんが隣にいるかのように続けていこうと思います。

こんばんはー

続きです

19~24人目は建武の中興に登場する6人
これに4人目の護良親王を加えてメンバーが
揃う感じか
尊皇派はもれなく選ばれている

まずは楠木正成
後醍醐天皇のために鎌倉倒幕後は足利尊氏と
戦った
戦術家としても優れていたらしい
騎乗姿の銅像が皇居外苑にある

新田義貞
鎌倉倒幕の主役
やはり、足利尊氏と戦って破れた

名和長年
後醍醐天皇を救出したが、やはり足利尊氏に
破れた

北畠親房
武将ではなく公家
天皇中心の政治に戻れば自分たちの出番だと
ばかりに現れた
後醍醐天皇の南朝こそ正統な皇室であると
説いた

菊池武光
護良親王とともに天皇中心の政治の復活を
目指す

楠木正行
楠木正成の息子
歴史の教科書にはまず出てこないが、父の
遺志を継いで南朝を助け、足利軍に破れた

というわけで、足利尊氏は選ばれていない

足利尊氏は、足利家が源氏を祖先に
持っていたことから、
鎌倉倒幕までは後醍醐天皇側だったが、
北条氏に乗っ取られた幕府を今度は
自分たちの一族で回していきたい、
という思いが沸き上がり、開幕に
突っ走った、と言われている
それが、尊皇派からは認められなかった、
ということなのだろう

というわけで、足利尊氏に限らず、足利家は
教科書に載っている義満も義政も義昭も
選ばれていない

逆に、南朝側に立ち、命を賭けて
北朝側と戦った武将が偉人に選ばれている
その時代を感じる、という以外に
表現が見つからない

つづく