文学座「怪談牡丹灯籠」を観てきた | Dr-たっきーの今も日々是好日

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飛幡つばさの芸名で女優をしていた嫁さんの強い勧めで自分も始めることにしたブログです。その嫁さんは2021年5月に他界してしまったのですが、今も嫁さんが隣にいるかのように続けていこうと思います。

こんにちはー(^-^)/

週半ばですが先週末の話
日曜日は福岡までお芝居を観に行きました

先月、北九州で観るはずだった文学座の
「怪談牡丹灯籠」
嫁さんの都合が合わなくなり、北九州での
上演期間中に観られなくなったのでした

その経緯を北九州市民劇場の事務局に言うと
「福岡でも観られますよ」との回答

ということで、福岡市民劇場の上演期間の
今日、嫁さんと観に行って来たのでした

牡丹灯籠といえば、四谷怪談、番長皿屋敷と
並ぶ怪談話、ヒロインはお露さん

映画をTV放映したのを観たことがある。
幽霊になったお露さんが生前から惚れていた
浪人侍の新三郎を夜な夜な訪れる。新三郎の
顔には日に日に死相が広がる。新三郎の家の
扉や窓にお札を貼ってお露さんが入れない
ようにするが、幽霊に脅された者の手により
ある晩にお札が剥がされ、新三郎とお札と
結ばれて、ついに新三郎は死んでしまう。
部屋には新三郎の死体と骸骨、牡丹灯籠、
というシーンで映画は終わっていた

今回の芝居は第一幕と第二幕の2部構成と
なっていて、第一幕でお露さんと新三郎は
結ばれて、新三郎が死んでしまった。

「えっ?」

第二幕は何するの?

第二幕は、お札を剥がした新三郎の奉公人の
伴蔵夫婦の後日談であった。

伴蔵は女房のお峰の機転で「主人の新三郎が
死んだら自分達も生きていけないから」と
脅してきた幽霊にお札を剥がす条件として
百両の金を要求したのだった

その百両を元手に伴蔵は江戸から離れた
自分の故郷の栗橋でお峰と店を開く
店は順調で、伴蔵は貧乏だった時代を忘れて
金遣いも荒くなったところに、奉公人の頃の
井戸端仲間お六がお峰を頼ってやってくる

お峰から遊びが過ぎると咎められた伴蔵は
さらに「お六の寝言」を通じて江戸にいた
頃のことが栗橋で知れることを恐れ、
再出発を誓うが・・・

という話になっていた。

とても面白かった。



見逃した芝居は福岡で観ることができる、
なんと恵まれているのだ、北九州は!

そう感じた1日でした。

ではまた(^-^)/