下眼瞼の脂肪除去はたるみが軽度でtear trough(下眼瞼の内側から真ん中まで伸びる溝)が深くなく、脂肪が突出していることでいわゆる目の「影くま」、「黒くま」に悩んでいる方に適した治療方法です。
私の治療方針は、しっかりと脂肪を摘出することです。
下眼瞼の脂肪は下の図の様に3つのコンパートメントに分かれています。
(実際はそれぞれが隣接してます)
当院ではそのうち1箇所のみの除去で改善する程度の方を軽症、2箇所からの除去で改善する程度の方を中等症、3箇所から除去しないといけない場合を重症としています。
ただ、中の脂肪の状態により、軽症であっても2箇所、中等症の場合でも3箇所から満遍なく摘出することもあります。(もちろんその場合、費用は変わりません)
この症例の方は、中等症と診断し、主に脂肪の内側と中央部を除去する方針で行いました。
(症例写真へのご協力誠にありがとうございます)
上 治療前
下 治療後1ヶ月
斜めから
上 治療前
下 治療後1ヶ月
脂肪を適量摘出することで、涙袋がはっきりし、目元が若返っています。
治療直後の状態も含めて並べています。
上 治療前
中 治療直後
下 治療後1ヶ月
治療後は写真のように腫れはほとんどありません。ただ、翌日にかけて少し腫れます。1週間ほど腫れが続き、黄色い皮下出血も出現したようですが、あまり困らなかったとのことです。
飲酒は、確実に腫れる原因になりますので治療後は禁酒を守っていただきます。
患者様属性 30代女性
治療 下眼瞼脂肪除去(脱脂)中等症
リスク、副作用 腫れ、内出血、違和感、左右差、凹み、皮膚のたるみ
費用 250,000円(税抜)
下眼瞼脂肪除去についての詳しい説明はこちらです。
鹿児島院→HP
福岡院→HP
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