ご覧いただいてありがとうございます。

 大分県と福岡県の県境近くの薦神社から、宮崎県の高千穂方面に向かいます。これも以前、亞実さんが夢で指定された、秋元神社に。国道からそれて、狭い道をくねくねとしばらく走って、到着しました。

 私はもちろん初めてでしたが、亞実さんたちは何度かうかがったことがあるそうです。前にお話しした、阿智神社の宮司さんと一緒に参拝したところ、由緒書きには国常立神とあるものの、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)がおられる、とおっしゃっていたそうです。

 車を下りて、鳥居をくぐって参道を進む、本殿の手前、左側の斜面からものすごく強い氣を感じました。身体が押されるほどのものでした。しばらく前に、亞実さんに大神神社で試してもらって、「場の氣」というのがわからない、と言われたのですが、ここのは亞実さんも感じ取れたそうで、「こんな感じのをいつも受けてるんか~」と、初「体感」に感動していました。

 本殿に参拝したところ、以前まどかさんが預かっていたヘビの卵がかえって、小さな白蛇が私の首に巻き付いたそうです。あ、見えない世界での話です。

 さらには、沼島で私におぶさってから入ってきた伊弉諾命と、天御中主神が手を取り合って再会を喜んでおられた、と。伊弉諾命は伊弉冉命の封印されていた間、ずっとそこで待っていたとなると、1300年くらい、またはそれ以上、ぶり、ということになります。まどかさんによると、天御中主神はたいへんきれいな顔立ちをした神さまなんだそうです。

 ちなみに、どこかの時点で神さまに聞いたのですが、天御中主神と伊弉諾命というのが、この世で言う兄弟なんだそうです。天御中主神が兄、伊弉諾命が弟。両親は……あ、この辺を言い出すと長くなるので、また追々で。古事記とかの記述をたどるのと、神さまに聞いたところはだいぶ違いました。

 話を戻して、参拝の後。本殿の中の片隅に御朱印と筆ペンが置いてありまして、なんと自分で書いて押す、というシステムでした。へぇー、そういうのもありですか。

 秋元神社からまどかさんたち二人は大分に引き返し、私と亞実さんで珍道中が続きます。

 最後まで読んでいただいてありがとうございます。続きは、また後日。