先日、41歳にして、人生初の人間ドックに行ってきました
何ともいえない緊張感の中、淡々と検査を受けましたが、特にバリウム検査(X線造影検査)は僕的にはかなり衝撃的でしたね
発泡剤、バリウムをけっこうな量を飲んで、しかも検査機器の上でこれだけ動かされるというのは、ちょっとしたトレーニングのような感覚になりました(笑)
高齢者の方も同じようにするなら、かなりしんどいだろうなぁ~
で、つい最近、その検査結果が出たんですが、私が心配していたのは、やはり肝臓ちゃん
ご存知の方も多いと思いますが、私は毎日のように多量のお酒を飲みます
ですので、肝臓ちゃんの状態が最も気になっていたんです
で、ふたを開けてみると・・・・・これもAOZA(アオザ)くんのおかげか、肝臓を含め、すべてバッチリで嬉し~ぃ~
というのもつかの間・・・・・
「上部消化管」のところに目をやると、何と判定が「E」となっていて
「上部消化管検査で胃に異常所見を認めます。上部消化管内視鏡検査をお勧めします。」
詳しく見てみると
「ヒダ集中・ヒダの肥厚」との記載が・・・・・・
What's!???
これって、「胃がんの疑いあり」っていうこと
しかし、この「異常所見を認めます」っていう書き方、ホントに怖い
もっとやさしい書き方は無いもんですかねぇ~
まあとにかく寝耳に水状態で、かなりのショックを受けましたが、とにかく内視鏡検査を一日でも早く受けようと、昨日早速、これも人生初の内視鏡検査を受けました
通常、写真を撮らせてくれないようですが、いろいろな大義名分を熱く語って撮らせてもらいました(笑)
このベッドに横たわって、内視鏡を入れながら先生がリアルタイムで映像見ながら説明してくれるんです
で、私がこだわったのは、口から入れると吐き気が大変だと聞いたことがあったので、鼻から入れるこの内視鏡でやってくれるところを探しました。
今はここまで細くなっているらしいです(右側)
内視鏡を挿入する前に、まずは鼻の中にジェル状の麻酔薬を入れます。
で、そのあとに、内視鏡よりも一回り太いゴムチューブをありえない深さまで鼻に入れ込み慣れさせます
これが思った以上に痛いというか、そんなところに、そんなところまで物を入れられたことないので、何とも気持ちが悪い
15分ほどすると麻酔が効いてきて、その異物に慣れてきます
ここから、内視鏡の挿入スタートです
先に入れていたゴムチューブを外し、内視鏡を鼻から入れ込んでいくのですが、麻酔が効いてるとはいえ、鼻からどんどん奥に入れていき、のどを通り、食道を通り・・・・・と自分でもハッキリわかるので、これも本当に未体験ゾーンの気持ちの悪い感覚
まあ、吐き気が出ないだけマシなのかな
実際の内視鏡の挿入状態というのは、こんな感じ
看護師さんが協力的で、内視鏡を入れている様子を撮ってくれました
“まな板の鯉”状態で、死んだ魚のような目をしてますが、皆さんも絶対こうなりますよ(笑)
という結果でした~
あ~~ 本当にホッとしたぁ~~
要は、バリウム検査で飲んだ発泡剤で胃がうまく膨らまずにヒダの部分が広がってなかったので、問題ありで再検査というようになったんだろうと先生がおっしゃってました。
まあ、そのおかげで、内視鏡の初体験もできたので、良しとしましょう
ただ
これで検査は終わりではなかったんですねぇ
内視鏡の検査が終わり、先生が内視鏡を抜きながら「ピロリ菌の検査ってしたことありますか?無いのなら、やった方がいいですよ」と言われたので、間髪入れず、ピロリ菌検査に移行
まあ、検査と言っても、尿を採るだけですけどね
すぐに結果がわかり、私の胃の中には・・・・・・
ピロリ菌がいました
(写真は陽性反応を示す検査紙)
これによって、先ほどの私の胃炎は「ピロリ菌感染症の胃炎」ということがわかりました
ピロリ菌に関しては皆さんもお聞きになったことはあるかと思いますが、ピロリ菌は4歳以下の時にほとんど家族から感染するらしく(食べものを通じたりして)、それ以降、ずーっと胃の中に潜伏します
それ以降に感染されても、完成された胃酸?によって、ピロリ菌は死んでしまうらしい
では、4歳以下の時に胃の中に住みついたピロリ菌は、何十年も強力な胃酸の分泌される胃の中でどうやって生き延びるのか
彼らがスゴイのは、彼ら自らアルカリ性であるアンモニアを放出し、酸性である胃酸を中和するという術(すべ)を持っているということなんです
それによって、彼らは何十年も胃の中で生き続け、成人して胃酸のバランスの狂った時を狙って?活動を強めるんです。
ここまでやると、憎しみを通り越えて、自然の神秘、清々しささえ感じるのは私だけでしょうか
まあいろいろありましたが、ということで、私は4歳以下の時にピロリ菌に感染していたという驚愕の事実を受け止め、これから1週間、ピロリ菌退治をすることとなりました
ピロリ菌退治は、1週間、この薬を朝晩飲むだけ
これを飲み終わった2ヶ月後に、もう一度病院に行って検査をするとのことです
ただ、最近、違ったタイプのピロリ菌も出てきているとのことで、これで退治できなければ、もう一つの薬を飲まなければならないらしい
今回の検査で私が一番気になっていたことを最後に先生に聞きました。
「炎症はピロリ菌のせいだと言ってましたが、飲酒の影響とは考えられないのでしょうか?私、かなりお酒飲みますので・・・・・」
先生いわく
「最近いろいろなことがわかってきまして、胃の炎症への影響に関して、ピロリ菌が“1,000”だとするならば、飲酒は“1”くらいの影響なんです。飲酒が全く影響していないとは言えませんが、ピロリ菌がいる・いないに比べれば、ほとんど影響がないと言えます。」
と、ここにきて予想外に僕的にかなりフォローな風を感じるコメントをいただきました
これで、お酒を飲んでも良いという、かなり論理的な?言い訳が出来た瞬間でした
さてさて、ピロリ菌退治、うまくいくのでしょうか
ただ、それよりも何よりも、今回の検査で体がいたって健康であったことがわかり、これをまずもって感謝したいと思います
神様、そしてAOZA様、本当にありがとうございます
皆さんもピロリ菌検査、一度早めにした方が良いと思いますよ
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