種は誰のものでもない!SEED FREEDOM! | Dr.Smile 社長ブログ

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ドクタースマイル社長 遠嶋 康雄ブログ。
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うちのSmile Seeds Market(スマイルシーズマーケット)
にも「無農薬・無肥料・固定種」の野菜等を卸していただいている秀明自然農法ネットワークさんからのご招待で、講演会「SEED FREEDOM  未来へつなぐ種・土・食」に出席しました音譜


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この講演会では、どうしても一度お会いしたいと思っていた方が講演するということで、ひじょ~に楽しみにしていましたニコニコ


どなたかというと、知る人ぞ知るドキュメンタリー映画「モンサントの不自然な食べもの」にも出演されていたインドの環境活動家であるヴァンダナ・シヴァ博士きらきら!!


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彼女のプロフィールを簡単に目


インド・デラデュン生まれ。カナダのウエスタン・オンタリオ大学で物理学および科学哲学の博士号を取得。1987年、生物多様性や種子の保全、有機農業を推進する団体Navdanya(ナブダーニャ)を設立。1993年、もう一つのノーベル賞と呼ばれる「ライト・ライブリーフッド賞」をはじめ、各国で環境関連の賞を受賞。自然を慈しみ、生命の尊厳を守る活動を展開し、貧しい人々や女性の視点に立って、開発やグローバルリゼーションのもたらす矛盾を鋭く指摘。世界の農民や環境活動家たちに大きな影響を与えている・・・


彼女は、具体的に言うと、アメリカの巨大企業モンサントに悠然と立ち向かっている現代版ジャンヌ・ダルクメラメラ



彼女のお話しを一部だけ抜粋すると、


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世界のタネ、食料支配、それはどんな爆弾より脅威である・・・



研究戦略を見ると、モンサント社は20数種あまりの遺伝子組み換え作物を栽培しています。



からし菜、オクラ、米、ナス、カリフラワーなどです。



GM(遺伝子組み換え)種子は特許の対象だという模範を作ってしまえば、会社に特許料が入るのです。



「タネ」を握れば、彼らはすべての畑を支配することになります・・・



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今回も



「種は誰のものでもない!」



と遺伝子組み換え種子を作り、その特許権で種の世界を、食の世界を支配しようとしているモンサントを痛烈に批判しておりましたパンチ!



この講演会では他にも、土壌生物学学者であるイレイン・イングハム博士も講演をされました。






「土の中に健全な生態系の営みがあれば、作物に必要な栄養成分は既に土の中に備わっているので、化学肥料なんかは必要ない」





「良い土であれば、セシウムをはじめとする放射性物質を“固定化”できる。土の中のどの微生物がその役割を果たしているかはまだ特定できないが、そういったものが放射性物質を土に留め、結果、作物の方に放射性物質が移行しない。」






といった、面白い見解を示していました上げ上げ




以前、私も聞いたことありますが、被災地で無農薬・無肥料・固定種で栽培されている畑から放射性物質が検出されたが、そこで栽培された米や野菜からは放射性物質は検出されなかったという例がけっこうあります合格




このことは引き続き、慎重に情報収集していこうと思っておりますしょぼん




講演会後の懇親会で、ヴァンダナ・シヴァさんとご挨拶をニコニコ


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「種を守るために、固定種の野菜を販売している自然食品店をやっています」と言うと、


「Ooh!Very nice!」


と言っていただきましたにひひ






以前もご紹介しましたが、当店の入口のところに、こういった種のディスプレイをしております。 



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例えば、これ。


「日本ホウレンソウ」の種なんですよ↑


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日本ホウレンソウの種は、こんな感じで丸くなくトゲトゲしているので、通常の種まき機ではまけず、一つ一つ手作業でまいていくしかないそうなんです汗


その作業は想像を絶する重労働なので、この日本ホウレンソウを栽培する農家さんが激減しているそうです涙

このままでは、残念ながら日本ホウレンソウの種は消えてしまいます叫び



我々は、その日本ホウレンソウを無農薬・無化学肥料で栽培している農家さんを見つけ、当店でその希少な日本ホウレンソウを販売しておりますガッツ



この日本ホウレンソウ、これがかなり美味で大好評なんですビックリマークアップ




日本ホウレンソウが売れるとなれば、それなら日本ホウレンソウも作ろうかという農家さんも増えてくると思うので、これは一つの例ですが、そうやって出口(売れる道筋)を作り、日本固有の希少な野菜の種を守っていく活動につなげていきたいと思っていますメラメラ





今の日本とアメリカの関係性を考えると、TPP交渉で「聖域なき関税撤廃は前提でない」とは言っているものの、いろいろな条件を最終的には飲まされることになるでしょうから、この「遺伝子組み換え種子」の日本上陸も残念ながら時間の問題だと思っていますむっ


手遅れになる前に、まずはこういった状況を多くの人に知っていただき、何としても“食べもの”だけは、“種”だけは支配されないように守っていかなければ!!と、どんどん危機感つのる日々でございますしょぼん



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