月曜日の「なう」でつぶやいたことですが。
人工内耳。
両耳に埋めてみないか?
ツレは院長からそう言われました。
現在、ツレは難聴で、両耳補聴器の生活を送っています。
モノラルイヤフォンから伸びたコードの先に本体があって、コードを耳にかけて耳の後ろに本体をおくタイプ。
本体にはアンプとマイクが入っていて、耳の後ろから取り込んだ音をアンプで増幅して、耳に入れるような仕組みです。
耳穴に直接本体を入れるタイプもありますが、それは、ごく軽度な難聴用なので、高高度難聴のツレにはまったく使えません。
補聴器で何の問題もない、といえばないんですが、医者ですからね。
患者さんに見られる仕事ですよ。
医者が補聴器をつけていたら、それだけで患者さんはひくだろうというのが、院長の考えのようで。
医者も人間だから、完全健康体なんてありえない。
患者さん、ひいてくれればいいんですが、増えてます。
あそこの病院に行けばなんでもわかる、っていう都市伝説があるようで。
事務側では言っています。
ツレに診察してもらうためのチケットを発行して、高値で売ればもうかる。
ここは中国じゃないから。
中国ではそういうビジネスがあります。
ダフ屋が病院の前で診察してもらうためのチケットを高値で売る。
コンサートと同じレベルでいいのか?
人工内耳に関するぼわたしなりの知識と、ヤホーで調べた、ヤフーね、結果、補聴器ほどの性能のものはまだないんですよ。
リスクばかりが大きくて、聴こえはあまりよくない。
SF小説を書くようなものです。
苦労していろいろ調べて書いても、全然売れない。
なんでおおらかな院長が、補聴器なんか気にするのかな。
考えていたんですが、やっとわかりました。
院長と同じ整形外科の女医が、バチスタ手術か、人工内耳のどちらかを受け入れてくれといえば、ツレの性格から言って、バチスタをとるだろうと、ジョークで話したことが原因でした。
おおらかだから、ジョークを真に受けたんですよ。
バチスタは心臓外科手術ではもっとも難しいもので、日本では禁じられています。
移植しか助かる見込みのない患者さんにとって、移植を待つ間だけでもバチスタで命をつなぐのがいいんですが。
移植にさえも、国は後ろ向きですからね、
移植が必要なほどの心臓疾患があるなら、おとなしく死んでくれ。
国の言うことか。
政治家の心臓を移植してしまうぞ。
あの人たちの心臓ほど強いものはないから。
バチスタをとってしまいました。
わたしは大反対。
でも、離婚届を見せられたら、賛成。
絶対にしないって。
補聴器は変えます。
ツレと、医大時代の悪友たちが開発した、超小型の補聴器を使うことにしました。
聴こえは最高。
小さくてつけてるのが他人に見えない。
補聴器の一番まずい点は、電池寿命です。
48時間なんですよ。
コイン型で、リチウムイオンではなく空気電池なんです。
リチウムイオンは、万が一液もれして耳に入ったら大惨事になるなっしー。
探査機用のソーラーパネルを超小型化して本体に取り付け、電池切れの恐怖を解消しました。
昼間のうちに蓄電して、24時間使用可能。
ほんのわずかな電力でいいわけで、それで十分。
原発がなくても日本は成長するというグループと、原発なしに日本の発展はありえないというグループの争いにはなりません。
スウェーデンの補聴器メーカーが目をつけて、特許を開発者の名前で取得しました。
スウェーデンでは現在、国がこの補聴器を使うようにすすめています。
無料なんですよ。
費用は国が負担してくれます。
それまでは、90%以上が人工内耳だったんですが、さすがに手術費用が国の大きな負担になっていて、補聴器のほうが安上がりだから乗り換えたってだけなんですけどね。
デジタル家電やブランド品に45%の消費税をかけるかわりに、国民の医療費はタダ。
日本とは発想がちがうんですよ。
政治家のポケットマネーにはしない。
日本では認可されていないんですよね。
メーカーでは、厚生労働省に許可を申請しているんですが、無視されているようです。
ワイロを使ってないようなので、永遠に許可はおりないでしょう。
まずは、金をばらまかないと。
認可されていないものを使うとまずいという考え方は、ツレには通用しません。
バレなければいい。
病院のスタッフが、大人の事情を守ってくれるだけでいい。
厚生労働省に言わなければいいだけなっしな。
バチスタだって同じことです。
関係者がしゃべらなければそれでいいんですから。
「私、失敗はしないので」
されたら、バレるって。
このまま行ってみます。
このまま。
だって、離婚届を見せるんだもん。
捨てられたくないから。