梅雨が明けていよいよ夏真っ盛りですね。
皆さんはもう夏らしいことはしたでしょうか。
私は今週が夏休みなので、家族で山口県の妻の実家に帰っています。そのついでに、不動産屋さんや内装業者と打ち合わせを進める予定です。
帰省と開業準備だけで夏休みが終わってしまうのは寂しいな。。ということで、島根県浜田市に遊びに行きました 写真は宿から見える夕日です。
ひたすら海で泳いだ後、夕飯はBBQをして、次の日は釣りに出かけました。食べれる魚は釣れませんでしたが、フグや小さい魚がよく釣れたので子供達は大喜びでした。
さて、オキュロで眼形成の研修に打ち込む傍ら、
開業の準備も進めなくてはいけません。
しかし、何から動いていいものか、、、。
オキュロには開業された先輩や開業しようとしている先輩方がたくさんいらっしゃるので、まずはどのように動いたかを聞いてみることにしました。
鹿嶋先生を含め、やはり最初は繋がりのある
業者さんに声をかけて、そこからいろいろ話が広がり動いて行ったみたいです。
そうではなく、
「自分で気に入った各業者を自分で見つけて、全て自分でやり取りして進めてやる!」
という知人の先生もいましたが、やはりどこかのタイミングで何かしらの業者に開業支援
をしてもらっています。例えば、前々から気に入ってた建築デザイナーの方がいたので、
クリニックデザインの相談にいったところ、
そのデザイナーさんと繋がりのあるホームメーカーさんに開業支援部隊がいて、そこに手伝ってもらったとか。
医療とは一見関係なさそうな業種でも、クリニック開業に携わることでその会社の利益に繋がるので、開業支援をしてくれる業者は多いようです。
業者さんの種類は、病院に勤めていた時によく出入りされてた薬屋さんや医療機器メーカーの人やそれらの卸売り業者の方など様々ですが、どの業者さんに相談しても、大体それぞれの会社に開業支援部隊のような人たちがいて(または、その会社が持ってなくても繋がりのある会社が持ってたり、知り合いがいたりして)、話を進めてくれます。開業する時に必要な薬品や機械をその業者さんから購入するから、開業の手続きなどなどを手伝ってくれるという流れです。私の場合も、何からしていいか
全くわからない状態だったのでまずは
主に手伝ってくれる業者さんを決めようと思い、
周りに声をかけ始めました。
しかし、私の場合、現住所は東京都、開業予定地は直接縁のない山口県ということもあり、業者さんが山口県の事情に詳しい方がいいなという希望がありました。
そのような条件付きで、
開業された方や私の知り合いに何か知っていることはないか聞いてみたところ、山口銀行にクリニック開業支援部隊があることがわかりました。
私には新規開業の資金の全てを自己資金で賄える様な資産はありませんでしたので
どこかのタイミングで必ず銀行からお金を借りる必要があります。遅かれ早かれ銀行とは
話をしないといけないので、周りにはあまり聞いたことのないパターンでしたが、私が1番最初に面談をしたのは銀行でした。
銀行の最初の面談ではどのようなクリニックを開業予定なのか事細かに聞かれました。
「この人の作ろうとしているクリニックは成功しそうだな」と思ってもらえないと、
開業支援もしてもらえないですし、もちろん、お金も貸してもらえません。
面談の前に普通の眼科ではなく眼形成という専門分野であることを伝えていましたが、
案の定、どんな患者さんを診るのかほぼ伝わっていませんでした。
今までに書いたような眼科はあるけどその中でも眼形成の分野について正しく評価できて
手術ができる眼科はほとんどない、ということや
眼形成の分野で助けることのできる患者が
潜在的にかなり多く存在することを説明しました。
「面白いですね」
最終的にはそう言ってもらえて、開業まで色々な業者の紹介や場所探しなどを手伝ってもらえること
になりました(お金を貸すとは言ってませんと念押しされましたが)。
山口県の現地の情報に詳しい、現地の方の支援も必要ですが、東京に住んでいる以上
東京ですぐにやり取りができて、次に何を決めるべきか等々に詳しい方も必要です。
銀行に開業支援部隊があるということがわかったのと同じぐらいの時期に
開業された知り合いの先生のクリニックを担当した機械卸の方が山口県の出身で、その会社は全国の眼科を対象に機械卸をしており、現在は東京にいらっしゃるという情報が
入ってきました。しかも、すごく仕事ができる方とのこと!
会社自体も大事ですが、いい担当者さんに当たるかどうかは本当に大事です。
お会いしてみると本当に感じの言い方で、こちらが知りたい事はなんでも調べてきてくてる
敏腕な方でした。実際に機械を何を買うかはかなり先の話になるのですが、山口県の現状
を理解しており、かつ、こんなに仕事ができる人はそんなにいないだろうと判断して
手伝ってもらう事にしました。
とういうことで、山口県の現地でしかできないこと(テナント、土地探し、診療圏調査等)
は銀行に、東京でも決めれること(機械選定、内装・外装の会社)は機械卸さんに
主に手伝ってもらいながら、開業への第一歩を踏み出しました。
これがちょうど2023年の7月頃の話です。
次回は場所選びについて書きたいと思います!