ドクターりえこです
先日、たまたま訪れた信州「女神湖」のほとりの宿で
ロビーに置いてあった図書のなかに
小林弘幸先生の「あきらめる健康法」がありました
「自律神経」の研究家でもある小林先生は
多くの著書を出しています
一般の人にわかりやすく説明された自律神経の本
面白かったです!!
「あきらめる」っていう言葉は
ネガティブな印象があるのですが
そもそもの語源は「明らかにする」からきているんですって
物事の道理を「明らかに」すれば
「こだわり」がなくなる
そういった風情を「あきらめる」というのですって
私の「あるがままメソッド」でもそうなのですが
症状にフォーカスしすぎると
症状にとらわれてしまい
身体に力が入りリラックスできない状態になります
もともと、自律神経もうつ症状も
自然に心や身体が調整してくれるものなのですが
その「調整力」が働きにくくなります
小林先生は臨床家でもいらっしゃって
便秘外来もされているようなのですが
便秘にこだわることをやめさせるだけで
副交感神経が優位になり
腸がしっかり働いてくれて、便秘が解消する
とおっしゃっています
「症状にとらわれない」で「あきらめる」
自律神経がちゃんと働いてくれると「信頼する」
自律神経を整える
すばらしい考え方だと思います
りえこ