インドの秘薬??? アシュワガンダ | Dr.Oz 自然療法専門医のひとりごと。

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アシュワガンダはアーユルヴェーダで使用される最も重要なハーブの一つです。
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アーユルヴェーダとはインドに古くから伝わる伝統医学です。アーユルとは生命、ヴェーダとは知識を意味し「生命の知識」として5000年以上も前から伝えられているとされ、インドの文化の根底の一つとして一般に根強く支持されています。中国の漢方もこのアーユルヴェーダが源流とされています。

アシュワガンダはヒンズー語で「馬のような匂い」という意味でこのハーブは馬のオッシコの匂いと似ているとされていますが、実際この匂いに気づく人の方が稀です。むしろ馬のような力が出るという意味合いのほうが強く、このオシッコの逸話はインド人特有の冗談から来ていると私は考えています。

アシュワガンダと滋養強壮
アシュワガンダはアーユルヴェーダでは不老長寿の妙薬とされ、その効能は非常に多くあります。最も大きな効能は滋養強壮です。滋養強壮で有名な生薬に朝鮮人参がありますが、朝鮮人参との違いは刺激が無いことです。慢性疲労の場合、朝鮮人参は刺激が強すぎ逆効果の場合があります、しかしアシュワガンダは刺激が無いだけでなくリラックスさせる効果も持ち合わせていますのでイライラ、パニック症、不安症の方にでも問題なく摂取できます。



アシュワガンダと男性の健康
アシュワガンダは精力、スタミナの増強にも優れ、特に男性では男性ホルモンのテストステロンに似た働きを示します。研究ではヘモグロビン、赤血球の増加、白髪の減少、コレステロールの低下、性欲の改善、爪の強化などに改善が見られました。

アシュワガンダとストレス
ストレスへの抵抗力を高める効果にも優れ、ストレスによる脳細胞へのダメージを軽減し、身体的能力を高め、心臓のサイズを大きくし、糖分の代謝を改善に効果があります。またストレス性の胃潰瘍、副腎萎縮、ストレスホルモンの増加を抑制する働きがあります。



アーユルヴェーダではアシュワガンダは精神を落ち着かせるハーブと考えられ不安を取り除き、リラックス効果を与え、睡眠を整える働きがあります。不眠への働きは眠気を誘うのではなく、平常な眠りのサイクルを作り出し、翌朝のリフレッシュ効果を促進します。また記憶力を改善させ、老人性痴呆症の症状を軽減させる効果もあります。また精神を落ち着かせることでアルコール、タバコ、薬への中毒症状を軽減させます。

アシュワガンダと心臓
アシュワガンダは心臓への有用な効果も多くあります。血液の凝集を減らすことで血をサラサラにし、心臓の収縮を助け、心臓のエネルギーの代謝を改善します。

この他にもアシュワガンダにはコルチゾールと同じように炎症を軽減させる、免疫力の改善、抗生作用、肝臓保護機能、抗がん作用などが認められています。



アシュワガンダとガンへの研究
以上アシュワガンダの効能は非常に多岐にわたります。アシュワガンダのすごいところはこの効能が伝承による物ということでなく、全てが最近の研究で確認されているところです。ガンに対する作用は特に研究が盛んに行われ、日本の産業技術総合研究所の動物実験ではガン抑制遺伝子を活性化させ、がん細胞の増殖抑制や正常細胞の老化防止を導くことが分かりました。他の研究では抗がん剤、放射線療法の副作用を軽減することも確認されました。
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アシュワガンダの摂取量
アシュワガンダの通常の摂取量は一日あたり1グラムですが、非常に安全なハーブですのでもっと沢山のアシュワガンダを長期にわたってとっても副作用はありません。アシュワガンダは比較的ゆっくり働くハーブとして知られています。効果が現れ始めるには最低4-6週間続けて服用する必要があります。疲労回復を早くしたい場合には他のハーブ甘草、マカ、シベリア人参、生姜、五味子、イワベンケイ草などと組み合わせてださい。