胃炎、胃潰瘍の治療方法をYOUTUBEにアップしました。
今回のブログは少し難しい専門的な内容ですが、非常に多くの病気や老化に関わっているといわれているフェロトーシスを一般の方に分かりやすく解説する試みです。
フェロトーシスのフェロとは鉄という意味で、トーシスとは落ちるつまり死ぬ、鉄による細胞死という意味です。本日の内容は「鉄の過剰摂取」に関連しますので、鉄を含んだマルチビタミンを摂取されている方は特に注意して読んでください。
フェロトーシスは2012年に現スタンフォード大学のDixon博士らによって報告されたアポトーシスなどとは異なった新しいタイプの細胞死です。あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、ここ数年医学会では非常に注目を浴びて盛んに研究が行われています。
このフェロトーシスの何が重要なのかと言うと、まずこのフェロトーシスは非常に多くの病気に関連している点です。
日本時に非常になじみの深いのが、胃炎と胃潰瘍ですね。胃炎や胃潰瘍を患ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?また、お腹が弱くて胃が痛くなる原因のほとんども、胃炎が原因です。
胃炎とは胃の粘膜が炎症をおこしている状態です。そして、炎症が悪化して、状況が進行してしまうと胃潰瘍になってしまいます。また胃潰瘍は放っておくと、胃ガンへと発展してしまうこともあります。また、胃が痛むから胃炎だろうと長期間放置しておくと、胃ガンだったなんてこともあります。胃炎は急に発症する(急性胃炎)こともあれば、ゆっくりと進行する(慢性胃炎)こともあります。
ウコンは日本でも有名なスパイスの一つですが、アメリカでもターメリックと言えば皆が知っているくらい一般的に普及しているスパイスです。ウコンは健康食品として広く認識されていますが、皆さんが大好きなカレーの黄色の元にもなっているスパイスです。日本ではブレンドされたカレー粉が使われますが、インドではそれぞれの家庭でスパイスを調合してカレーをつくるそうです。
原産はもちろんカレーの本場インドから南アジアです。現在では東南アジアから沖縄までいたるところで栽培されています。