どんだけ病院が赤字とか言ったって

 

医者の収入は多いじゃないか

 

っていうアフォな事をいうヤツがいるけど

 

そういうヤツが圧倒的に忘れていることがある

 

それは

 

医者になるために

 

どれだけの苦労をして

 

どれだけの金をかけてきているか

 

っていうこと

 

医者になるためには

 

少なくとも医学部に入るまでは

 

本人も家族も

 

人生のほとんどの時間を勉強にフォーカスしている

 

その労力を金に換算したらいくらになるのか?

 

勉強にかけた金を経費としたらいくらになるのか?

 

医学部に入るだけの学力を手に入れるためには金がかかっているって事を忘れちゃいけない

 

オレが学生時代を思い出しても

 

医学部に入るための勉強なんて時給1000円でもやりたくない

 

それを毎日10時間近く中学高校でやり続けなければ

 

国立医学部に現役でなんか入れない

 

その労力を医者の給料が高いって言ってるヤツがやったことあんのか?

 

さらに医学部に入ってからも

 

国立だろうが私立だろうが6年間は学費と生活費がかかる

 

私立の医学部を実家通い以外で出ようと思ったら5000万は最低かかる

 

そして研修医として二束三文で働く時間を経て

 

やっと医者として給料をもらえるようになるのは

 

日本では最低でも26歳

 

そこからさらに大学院に4年行くやつもいる

 

寝ないで勉強して

 

何千万もかけてやっと医者になって

 

他の職種と同じ給料だったら

 

誰もやらんわな

 

オレはフリーランスで外科医をやって

 

年収にすれば5000万近くあるけど

 

決して多いとは思わないよ

 

それだけの知識と技術を身に着けて

 

社会に還元している自信があるからね