オレはさ


高校受験で失敗してるんだよね


田舎だから


みんな地元で1番の進学校に入りたいと思って


中学1年から一生懸命勉強して


内申書を良くするために素行も良くして


ピリピリしながら中学3年間を送る


学校の成績は良かったんだけど


最後に失速して


学校の先生からもまさか落ちるとは


って言われたけど


その高校に行けなかった


15歳にしてはかなりのトラウマだよね


まぁそのトラウマをバネにしたから


現役で国立の医学部に入れたってのはあるんだけど


中高一貫に通っている息子を見ると


高校受験って無くていいなって思うわな


まず中高が区切られないことで


思春期をのびのびと過ごせるし


親にとっても難しい思春期に受験させなくていい楽さがある


世の中にはしなくていい苦労ってものが必ずあって


高校受験ってのはその1つだと思うんだよね


大学受験には


中学までの内容はまず出ない


だから中高一貫でどんどん先に進んでいた方が効率がいいに決まっている


そもそも子供の教育にフォーカスしている都心の家庭が


数十年前から中高一貫に入れてきているわけで


やっと最近田舎にも中高一貫が広がって来た


んで都心の家族は何をしているかって言えば


慶應や暁星みたく


小中高一貫にシフトしてるんだよね


結局スポーツと一緒で


教育も金が全てだから


金のある家の子息だけ集めて育てれば


そこそこの大人になるって言う理論なんだろうね


そう考えると


近い将来


高校受験ってもんは


無くなると思うよ