まぁ知ってたけどさ

 

子供が長期に入院するとなると

 

親が付き添うっていう習慣

 

まだまだあるんだよね

 

そもそも昔は

 

大人の入院だって家族が付き添って

 

身の回りのことはやっていた

 

食事の介助や着替えとかね

 

喀痰吸引くらいまではやってたんじゃないかな

 

それが

 

看護基準ってものが設定されて

 

衛生的にも医療安全的にも

 

家族の付き添いは認めず

 

完全看護

 

っていわれるスタイルが主流になってきたんだよね

 

オレが医者になった20年前にはすでに

 

家族の付き添いは無かった

 

昔の映画とか見ると逆に新鮮だよ

 

でも

 

子供に関してはいまだに付き添い入院が認められている

 

しかも病院側が要請しているっていうんだから話にならないね

 

子供がどうしても親と一緒じゃないと医療を受けたがらないっていうなら別だけど

 

病院から要請してはいけない

 

だって

 

病気の子供以外の家族にだって生活があるし仕事があるんだから

 

治療をしてお金を貰っている医療機関側が

 

家族に応援を求めてはいけないでしょ

 

だったらその分の対価を支払うか

 

治療費を減額しなくてはいけない

 

もちろん現場として人手が足りない

 

子供をあやしている時間までないってのはわかるけど

 

プロ意識の欠如って言われたらそれまでだよね

 

付き添いたく立って付き添えない親もいるだろうし

 

付き添いのいない子供たちだっているはず

 

そう考えると

 

一律に付き添いは無し

 

医療スタッフだけで診られる数の入院しかとらない

 

ってするしかないんじゃないの

 

老々介護の逆パターンじゃないけど

 

病気の子供も家族も両方疲弊していくようなスタイルは無くしていくべきだと思うけどね