オレはスポーツ医学の世界に携わって長い
もう20年くらいになる
プロスポーツをずっと現場で見てきた経験と
自分が格闘技をやっていた経験
そして
最近は息子にスポーツをやらせている経験から考えて
スポーツで活躍するためのメンタリティってのは
どの競技でも一緒だと気がついた
当たり前の事なんだけど
日本人の指導者があまり口に出して教えていない事
それは
目の前の相手をぶっ倒す
って事😆
一対一の競技なら
相手を倒すという事はイメージしやすいんだけど
チーム競技になると
チームが勝てばいい
自己中心的なプレーはダメ
という
日本人的な発想が出てきてしまう
でもそうじゃない
サッカーにせよ
バスケットボールにせよ
ラグビーにせよ
まず自分の目の前にいる相手を倒す
抜く
転ばせる
という事にフォーカスしないと
チームの勝利も何もない
自分が目の前の相手を抜けば
攻撃では必ず一人分数の優位が保てる
そこを
チームのためとか言いながら
目の前の相手に対峙せずに
パスを選択するのは大きな間違い
ようするに
間合いに入った相手にビビらずに攻められるか
というメンタリティが一番大事なんだよね
日本人のチームスポーツは
サッカーにしても
バスケにしても
外国のチームと比較して極端にファウルがすくない
これは
クリーンなプレーをしている
という事じゃなくて
相手との接触を避けているという事
海外では消極的なプレーとしてみなされる
よほどの故意もしくは悪質なファウルでない限り
数回のファウルが許されているというのは
ファウルしてよし
って事なんだから
一度もファウルをしないチームプレーヤーなんて
ビビってます
って言ってるのと同じなんだよね
だから
オレは息子に言ってるよ
相撲だと思って
目の前のやつをぶっ倒せ
ビビるんじゃない!!
ってね