俺はさ
田舎で小さな病院経営してんだけど
まぁ大変なことばっかりよ
泣きたくなる
うちの病院ってのは
親父がバブルのちょいと前に思いつきで作っちゃったんだよね
今はベッド増やせないから病院なんて簡単に作れないけど
当時は高度成長期でイケイケで作れたんだろうねぇ
だけど
病院ってのは医療者がやっていくものだから
素人の親父が経営したってうまく行くわけない
結果
ド赤字病院が出来上がり
どうにもならんから俺が継ぐことになった
まぁ、息子を医者にしといたってのは慧眼だったわな
俺は都内で医者楽しくやってたんだけど
まぁ親父が広げた風呂敷だから仕方ないと思って田舎に帰ったんだよね
当時33歳
今思えば若いよなぁ〜🤣
留学から帰って来て、これからって時だったんだけどね
その話はまぁいいや
当時のうちの病院なんて
年商が10億そこそこで
借入金が6億以上
年間の赤字額が5000万なんてありさま
銀行から出向していた経営顧問に
先生、この病院本気で継ぐんですか?
このまま経営破綻したら死人が出る額ですよ
なんて言われてね🤣
それでも若かったんだろうねぇ
やり始めちゃったんだよなぁ〜
年商の60%借入金がある企業なんて
ほぼ破綻してるようなもんやで
当時、病院の口座には1000万位しか無かったしね😭😭😭
そんな潰れかけた病院を
経営なんて全くやったことない若造の医者がやらなくちゃいけなくなったわけよ
長くなるな、この話😅