医者として
一番やってはいけないスポーツ
ではなく
一番やってはいけない行動
それが
スキーとスノボだね
みんな
なんであれをやるのかが分からん
あんなにリスクの高い行動はないよ
俺もスキー場にこもって、診療所で働いていたことがあるけど
脊髄損傷
脳出血
骨折
脱臼
靭帯損傷
が
バンバン運ばれてくる
一般の人はあまり理解していないだろうけど
治療したら治る怪我ばかりじゃないんだよ
あるとき
診療所に
スノボで頭から転落して
四肢麻痺
ようするに手足が全く動かなくなった若者が運ばれてきた
ぜんぜん自分の状況を理解していないから
「せんせ~、これってどれくらいで治るんですか~」
なんてお気楽に聞いてるんだけど
脊髄損傷だから
完全に治る事は無いし、もしかしたら一生そのままかもね~
なんて言うとショックだろうし、そこまで面倒見るわけでもないので
「まぁ、分からないけど、今から救急車に乗って、むこうの先生に聞いてね~」
なんて言ったことがあるけどさ
スキー、スノボの怪我なんて
大人になったらすべて自己責任だよ
明日また大事な仕事があると思ってたら
そんな怪我するリスクがある行動をなんでするわけ?
金と時間をかけて
ハイリスクな行動する奴なんて
アフォ以外の何ものでもないわ
そりゃ
競技としてキチンとやっている人は良いし、否定はしないよ
だけど
一般の人がやる
スキー、スノボの問題点ってのは
練習を全くしないで、シーズンになるといきなり滑りに来る
って所なんだよ
トレーニングなしで
遊びでやるには
危険すぎるぜ
一生を棒に振りたくなかったら
やめときな