台風がなんとか無事に去ってくれたと思ったら
今度はなんと四国地方が梅雨入り。
とうとう来たか~です。
ジメジメとうっとおしい季節になりますね。
歩きにも行きにくいですし。
仕方がない。
本でも読むか。
そして見つけたのが自宅の本棚にあったこの本。
私は「うどん県」で育ったので
ソバを食べたのは大人になってから。
片手か両手で数えられるくらいしか
食べたことがないんです。
だから読んでみる気になりました。
読み始めてすぐに強烈なショック。
たとえばこの文章。
「浅草という町は、急ぎ足で見て歩くと、とても薄っぺらで安っぽい町だ。が、のんびり散策してみると、とてつもなく分厚く豪勢な町だとわかる」
ガーーンと衝撃を受けました。
これだけの文章で浅草の本質をとらえている。
読んだだけで浅草の町が浮かんでしまう。
この人の頭の中は言葉の宝庫。
しかも自分をよく見せようとか
知識を見せびらかそうとか全くナシ。
見抜く力があるから淡々とそれを書くだけ。
(*´Д`)ハァ~
私はダメだ。
私は完全に月並みだ。
オリジナリティがなくて陳腐なだけ。
一挙にどん底に突き落とされ
頭をかかえました。
立ち上がれない気分。
私なんかどうしようもなくダメだ。
人と比べるなと言われたって
比べてるんじゃないですよ。
打ちのめされてるだけですよ。
杉浦日向子さんて江戸に詳しい方ですよね。
何度かテレビで見たことがあります。
そして46歳で亡くなっているんですよ。
下咽頭癌。
人の命に上下はないとは思うけれど
惜しい人を亡くしたものだと
本気の本気で思いました。
それにもかかわらず
私はこの本を一気に読む気にはなれない。
オリジナリティは
自分で創り出すしかない。
それでも杉浦日向子さんからは
強い刺激をもらいました。
梅雨なんかドンと来いの気分です。
梅雨ごとき
いくらでも受け止めてやろうじゃないか(笑)

