毎週日曜日の母の散歩。
午後は31度予報なので午前中に行きました。
幸い曇り空でありがたかったけど
母は寒いと言う。
「今は夏や」
「夏でも私は寒い」
実は夫もかなりの寒がりです。
細い人は暑くても寒いんでしょうかね。
そして散歩を始めてすぐに母が言う。
「私まだご飯を食べとらんのやのに」
「えっ」
「まだご飯食べてないんや」
焦りましたよ~
いよいよ来たか。。。
焦りながらも
「食べたよ」と言ってみる。
施設は時間通りに進行するから
朝ご飯を食べていないわけがない。
自信をもって食べたよと言い切ったら
「そうな。食べたんかな」
「うん、食べた」
母もすんなり納得。
その後ご飯のことは言わなくなった。
「綺麗な花や。なんの花やろ」
聞かれても私も知らない。
美しいけれど香りのしない花でした。
この季節
白い花はさわやかです。
「これはなんの花?」
これなら知ってます。
「カシワバアジサイ。アジサイや」
「アジサイか~」
私も知ったのは10年あまり前。
文京区の白山神社で初めて見ました。
香川県には少ないような気がします。
この日、母が気にして何度も聞いたのは
「どこへ行くん?」
「向こうの県道までや」
「行ったってしょうがない。もう帰ろ」
母は費用対効果を優先するタイプ。
歩くだけでは意味がないと感じるらしい。
「外を歩くんがええんや」
「けど行ったら帰らないかんので」
車椅子を押して帰るのは大変だろうと
気を使ってくれるのはいいけど
それよりは外を楽しんでくれればもっと嬉しい。
と毎度同じことを私も思う。
「大きな家。家族が多いんかしら」
これも毎回くり返されるので無視(笑)
私の返事を期待しているわけでもなく
私の反応があろうがなかろうが
「家族が多いんかしら」と繰り返す。
あと20年したら
私も同じことになるのだろう。
私は何を繰り返して言い続けるのだろう。
人の気配のない道を
汗を拭きつつせっせと歩く。
立ち止まって汗を拭いていると
「何しよん。はよ行こ」
せかされるんです(笑)
最近は片手で押しながら
片手で汗をふくのが上達しました。
母が「ススキ」と言ったススキではない草。
ススキと言えば枯れススキ。
我が身に重なる気がします。
自分が枯れススキになる日も
そんなに遠くないんですよね~
母の散歩をした後は
疲れもあるのか
なんとはなしに暗いです(笑)





