全国的に雨だった日曜日。
こちらも一日中雨の予報だったので
母の散歩は無理かな~と思ったんです。
でも朝は灰色の空が広がっているだけ。
まだ降り始めてはいない。
確率50%かも。
降ったとしても母には傘、
私は別に濡れてもいい。
殊勝にそう思って行ってみました。
運転し始めたとたんにポツポツきたんです。
ワイパーなしには運転できない。
やっぱりダメか~
無理だな、こりゃ。
散歩する気が完全に消失する雨でした。
今日は顔を見るだけで良しとしよう。
ところがですね。
施設についたらやんだんですよ。
ありゃ。。
降るかもしれないと施設の人も言わない。
自然な流れで散歩開始。
すっごく蒸し暑いんです。
もわっとした空気が暑い。
それなのに母は真冬のこの格好。
「暑いやろ」脱がそうとしても
「このままでええ。寒いんや」と言うんですよ。
年寄りが熱中症になるのも当たり前ですね。
ちょっと迷ったけど
本人が寒いのなら脱がせるのはやめよう。
熱中症云々と言いそうになったけど
価値観を押し付けるのはやめよう。
本人の好きにさせよう。
痩せているから寒いのかもしれないし
身体感覚は狂っていても
母の頭はある意味でしっかりしている。
この日も「あんた、なんな、その頭」
私の髪型への批判から始まる。
アガパンサスを
「きれいな色や」とほめ
キバナコスモスを
「ちょっとうるさすぎる」と批判。
母親というものの特性かもしれないけど
花に対してもかなり上から目線です(笑)
他の人とだったら違う反応をしてる気がする。
自分の娘が相手だから上から目線の発言になるんじゃないかな。
安心感のなせるわざかも。
母にうるさすぎと批判された気の毒なキバナコスモスがこちら。
そしてトドメが
「私がおるとこあそこな。まあ、、こんな山の中におるんやの~」
「あそこは山でない。池や」
「まあ池な。大きな池なんやのう」
「うん、大きな池や」
毎度おなじみの会話をかわして
時おりイラッとしながら
汗ぐっしょりになって車椅子を押し
施設に帰り着いたとたんに
雨が降り始めました。
母をホールに入れたとたんの雨。
まったく濡れずに散歩できたんです。
助かった~♪
これって運が良かったってことですよね~