家族が認知症になると、
対応に困惑するし、
介護する側もストレスがたまって、
精神的に疲弊する。
自宅にいた時の母は日常生活には問題なかったのですが、
どこがどうとは言えないけれど、
心を閉じている気配もあり、
気持ちがかみ合わず、
私も暗くなっていました。
それでも母はひんぱんにありがとうと言い、
私がいてくれて良かったと繰り返したけれど、
心からのものとは思えず、
微妙に儀礼的な感じだった。
たがいに気持ちの断絶があって、
しっくりせず、
心の大切な部分は遠くにあるようで、
母の心に届かないのを感じていました。
今は施設のお世話になって、
母に会うのは週に1回1時間~2時間。
どんなふうに草が伸びたかとか、雨がどんな具合だったかなど、
他愛ない近況報告に終始するので、
母からアドバイスされたりしつつ、
心地よい時間を過ごしています。
母の介護に役立つんじゃないかと、
娘がこんなYouTubeを送ってきてくれて、
初めて知った認知症ケアの「ユマニチュード」。
フランスで開発された対応マニュアルです。
認知症であっても感情部分は残っていて、
腕をつかまれたり突然声掛けされたりすると強い不安を感じてしまう。
まわりを敵だと感じてしまう。
そうならないよう配慮し、友達のように向き合う暖かくて力強い接し方なんです。
素晴らしいです。
認知症に限らず、
人が何を求めているのか、
人の心が何を必要としているのか、
我々にも通じると思いました。
心を閉じて拒否していた患者さんが劇的に改善するんです。
すでに東京医療センターと郡山市医療介護病院がユマニチュードをとりいれているらしい。
病院では認知症の人を拘束するけど、
ユマニチュードでは拘束は良くないと考えている。
それも魅力です。
65歳以上の4人に1人が認知症になるのなら、
これは我々が知っておくべきテクニックだと思います。
本当に感動的です♪
そんなに長くないので、
ぜひ見てください。

