子供のころから、ずーーーっと
長い間、母が大好きだったけど、
20年くらい前から苦手になり、
嫌いとまでは言えないけど、
好きじゃないと思うようになっていました。
母は私に対して常に否定的で批判的。
とにかくダメなところを列挙される。
母が居ると私はスキンケアもできなかった。
「そんな顔に塗りたくったって・・」的なことを言われるからです。
母は私をからかっていたのかもしれない。
本気で言ってたわけではないかもだけど、
冗談で受け流すことができなくて、
母の側でスキンケアをしなくなってた。
私、フランス人が相手だと断固自分を主張して、
いざとなったら、
怒鳴りあいのケンカだって出来る自信があるけれど、
母が相手だと完全に弱気になってしまう。
だから数か月ぶりに母に会いに行くのが、
怖くて、
嫌で、
すっごく苦痛だったんです。
でも母はもともと愛情の豊かな人だし、
同居しない私への不満が屈折して、
批判的な言動になっていたのかもしれない。
それも理性では分かっていました。
今回ひさしぶりに母と会って、
仕事もたたんで帰ってきたと伝えたんですが、
母の最初の一言が
「まぁ、もったいない」だったのに驚きました。
「こっちで何をするん?」
「もう仕事やめたから、生活するだけ」
「まぁ、もったいない。。」
あれほど私の仕事に否定的だったのに、
本当は仕事を続けて欲しかった気配。
ACPとか人生会議とか言われる前から、
母と葬儀のこととか最後の過ごし方とか、
遺言書のことなど、
いろいろ話していたつもりだったけど、
母は本音の本音を出していなかったんだと気づきました。
私が仕事を続けることを望んでいるなど、
気配すら見せなかったんです。
私が仕事よりも介護を選ぶことを母が本気で望んでいるとばかり思っていたのに、
実際はそうでもなかった。
同居して側にいて欲しい。
でも私にはやりたい事をやって欲しい。
両方とも望んでいたのだと初めて分かりました。
今さら、どうにもならないことではありますが。。
本音の「人生会議」なかなか難しいものですね。
でも私、母を嫌う気持ちは消えています。
昔のように母に寄り添えるようになっている。
ようやくこだわりから脱却できた気がします。
