母の入居した日の午後、

 

夕方くらいに会いに行ってみようかと思ってました。

 

入院と同じような気がしていたから、

 

毎日会いに行くのが当然と思っていたんです。

 

そろそろ外出の支度をしようかなと思ったところへ、

 

ケアマネさんから電話。

 

彼女も母の様子を知りたくて、

 

会いに行くつもりで施設に電話を入れたと言う。

 

結果、来ないでくださいと言われたらしい。

 

理由は母がショートステイを理解してないから。

 

お迎えに来た施設の人は私が「3月末までだからね」と言って送り出したのを見ていたし、

 

母が「うん、わかった」と答えたのにも気づいていた。

 

それなのに、車が動き出したとたん、

 

母はすべてを忘れてしまった。

 

日帰りのデイサービスに参加するつもりになってしまった。

 

つまり宿泊する気はない。

 

おそらくデイサービスに参加するのさえ不満だったのだろう。

 

意に反したことはしたくないのが我々親子の特性。

 

私も子供の頃「我が強い」と言われていた。

 

というのが何なのか意味が分からなかったけど、、

 

自分はそうなんだな~と思ってました。

 

小さい頃から嫌なことはしたくないと自己主張してたのかも。

 

母も同じタイプだったらしく、

 

初日のこの日はお昼ご飯を拒否。

 

「うちは食事の時間が決まっているので、時間外には食べられない」と主張したらしい。

 

食べたくないわけではなかったと思うんです。

 

確信的な表情で、威厳を示そうとする母の姿が見えるようでした。

 

その後はちゃんと食べるようになったらしいけど、

 

初日の初回の食事は「食べないこと」で自己主張したんでしょうね。

 

そんなことしたって何の意味もないのに、

 

それしか自己主張のすべがなかったんだろうな。

 

ちょっと哀れな気がして胸が痛かった。

 

みんなで塗り絵をする時も、塗り絵を拒否。

 

幼稚園児じゃあるまいしと思った可能性が大きい。

 

塗り絵は脳を活性化させる作用があるし、

 

精神を安定させる効果もあるんだともっと早くに伝えておけば良かった。

 

帰省する時は母の好む数独やナンプレばかりお土産にしてたんです。

 

塗り絵が流行っているのは知っていたけど、

 

母はその手のものを好まないような気がして、

 

ゲーム感覚で楽しめる川嶋隆太さんの脳トレ関係の本は買ったけど、

 

塗り絵は一度も買わなかった。

 

それが裏目に出てしまったか。

 

私もいざという時に備えて、もっと心を柔軟にしておかなければならないなと反省。

 

しかし嫌いなものは嫌いだしな。。

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光もさしているけど、影も多い母の頭の中。

 

そんなこんなで母はまだ不安定だから、

 

会いに来ないでくださいと言われたらしい。

 

ケアマネさんが来るなと言われるくらいだから、

 

私も会いに行かない方がいいとケアマネさんは言う。

 

確かに現場の人がいちばん分かるだろうから、

 

それに従うしかないですよね。

 

母が「見捨てられた」と思うんじゃないかと気がかりだけど、

 

施設に慣れてそこでの生活のリズムをつかむことが最も大切。

 

どうやら「寂しい」という嘆きはないようなので、

 

それは本当にホッとしました。

 

お風呂も最初は拒否したけれど、

 

別の人に勧められて素直に入浴したらしい。

 

一ヶ月ぶりのお風呂。

 

さぞかし気持ちよかっただろうと、肩の荷がおりた気分です。