タトゥー切開の
1ヶ月後の症例写真です。
皮膚もだいぶ馴じんできましたが
まだ、皮膚がつっぱるようです。
そのため、2~3ミリほど、皮膚が
伸びて赤くなっています。
いくら丁寧に縫っても
タトゥーが大きければ、大きいほど
少し傷跡がひろがってしまいます。
皮膚移植すれば、余裕ができますが
正常な部位も切開しなければ
ならないので、原則やりたくありません。
今回のケースの場合、紡錘形に切開
したのではなく、タトゥーに沿って
切開したので、傷跡も最小限ですし
張力で傷跡が少し伸びたとしても
正常な皮膚を切るよりはましです。
ドッグイヤーと呼ばれる皮膚の盛り上がりも
少量であれば、数ヶ月後には
だいぶ目立たなくなります。
タトゥーに沿って、切開するほうが
不定形なので、難易度は高くなりますが
傷跡が最小限にこだわりたいですね。